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朝起きたら魔法使いになってた件。(9)
ついに玲歌たちが魔法学校初等部を卒業…??
卒業式。桜も少しずつ咲いている。
魔法学校の初等部の卒業式が行われた。
出席番号が1番最後なので、1番目立つ。
嫌ぁぁ…
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なんやかんやで卒業証書をもらい、退場した。
教室のすみっこで、莉南ちゃんたちがこそこそ話していた。
何を話してるのかな、と思ったがトイレに行きたかった私はトイレに直行した。
3分後、莉南ちゃんに呼ばれて話の輪にくわわった。
「玲歌ちゃん。今日で会えるのが最後だね」
え?
中学校…いや、中等部、一緒だよね、、エナ…!!
『玲歌。本当の本当に、莉南と会えるのは最後なんだよ』
うそだ!絶対にうそだっ…そうじゃなかったらおかしい。
だって、だって。私たちが通う魔法学校は、転校じゃない限り、
この学校に通う決まりなのに。
そう、校長が言ってたから。私は確かに聞いたんだ、転校してきた時に。
莉南ちゃんが転校するとしたら、
菜乃花ちゃんとかが必ず知って、私に伝えてくれるはずだ。
「莉南ちゃん…莉南ちゃんは、転校するの?」
答えは、少し時間がたってから来た。
「違うよ。」
『玲歌。これは夢なんだ。今までのことは、全部夢なんだよ…』
夢じゃない。私は覚えてるんだ。
朝起きたら、なんか魔法使いになってて、いきなりエナが来て、この国に来て…
窓から、あたたかい春の日の光が差し込んできた。
「ま、まぶしっ…」
その瞬間、私は光に包まれて、教室から消えた。