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❤️ 酔っ払い
「 よーしっ 、 家事終わり ! 」
全ての家事を終え 、 大きく伸びをする 。
「 Youtubeでも見よっかな〜 」
そうテレビの方に向かうと 、 電話の着信が聞こえた 。
(プルルルッ
「 ん 、 」
「 はい 、 もしもし 」
宮舘『 あかり 〜 』
「 ん 、 どうしたの涼太くん 」
宮舘『 今何してるの 〜 ? 』
明らかに呂律が回ってなくて 、 ふわふわしている 。
これもこれでかわいいけど … 。
「 家事終わったとこだよ 」
宮舘『 いつもありがと 〜 、 あかり 〜 』
酔ってるんだろうなぁ 。
あんまり人前で見せてほしくないんだけど 、 メンヘラみたいで恥ずかしくて言えない 。
宮舘『 あかり 〜 ? 』
「 なぁに ? 」
宮舘『 すきだよ 〜 、 』
「 な 、 何急に 、 」
「 今どこいるの ? 」
宮舘『 え 〜 、 いまはね 〜 、 』
宮舘『 しょーたとぉ 、 めぐろとぉ 、 こーじとぉ 、 』
宮舘『 あとひかるだよぉ 』
「 えっと 、 いるのはどこ ? 」
宮舘『 ん 〜 、 しょーたのいえだよ 〜 』
とりあえずメンバーで一安心 。
それにしても珍しくかなり酔っている 。
これは迎えに行かないとだなぁ … 。
そう思い 、 スマホをスピーカーにして出かけられる服に着替える 。
岩本『 みやちゃん変わって ? 』
宮舘『 なんでぇ ? いまあかりとしゃべってるの俺 … あっ 』
涼太くんの短い声と共に 、 電話口はどうやら岩本くんになったようで 。
岩本『 もしもしあかりちゃん ? 』
「 涼太くんがごめんなさい … 」
岩本『 そろそろ迎え来てほしい 、 ごめんね 』
岩本『 年頃の女性を夜に迎え来させるのはあんまり良くないんだけどね 』
「 いえいえ 」
岩本『 じゃあ待ってるね 、 さっきから惚気しか言わなくてさ 』
岩本『 みやちゃん 、 迎え来てくれるって 』
岩本『 はいはいわかったわかった 』
「 じゃあ 、 すぐ行きますね 」
岩本『 あ 、 ついたら電話してくれる ? 』
岩本くんは 、 涼太くんとなにやら話すと電話を切った 。
多分私のことだろう 。
何を話されているのか不安でしかない 。
そう思い 、 ささっと準備して家を出た 。
岩本くんの家につき 、 言われた通り電話すると 、 出たのは翔太くん 。
渡辺『 あ 、 あかり ? 』
「 ごめん 、 遅くなっちゃって 」
渡辺『 全然遅くねーよ 笑 』
渡辺『 鍵開けた 、 入っていーよ 』
岩本くんの家に入る 。
玄関には涼太くんのスマホを持った翔太くんが壁に寄りかかって立っていた 。
「 ごめん 、 ありがとう 」
渡辺「 ん 、 涼太のスマホもあかり持っときな 」
「 わかった 、 ありがとう 」
スマホを受け取ると 、 翔太くんは苦笑 。
渡辺「 涼太のあんな惚気初めて聞いたわ 、 あかりすげぇな 」
「 … なんか言ってた ? 」
渡辺「 うん 、 まだ言ってると思うからあっち行けばわかるよ 笑 」
そういって翔太くんの後ろについて 、 リビングに恐る恐るお邪魔する 。
真ん中に 、 酔っ払った涼太くんと 、 話を聞いている岩本くんたち 。
宮舘「 それでね 、 あかりがぁ 、 俺んとこ来てぇ 」
何の話かはわからないけど 、 とりあえず止めとこう 。
「 涼太くん 、 迎え来たよ 」
宮舘「 あっ 、 あかりだぁ 、 おかえりぃ 〜 」
涼太くんの家ではないけどね … と苦笑しつつ 。
宮舘「 あかりおいで 〜 ? 」
涼太くんはおいでと言いながら腕を広げてハグ待ち状態 。
酔いすぎじゃない … ?
「 みんないるから 、 ね ? 」
宮舘「 ほらー 、 よっと 」
宥めても 、 腕を引かれて涼太くんの腕におさめられてしまった 。
バックハグ状態で 、 恥ずかしすぎる 。
私の方が小さいから 、 涼太くんを宥めようと上を見ると 、 おでこにキスをされた 。
「 ちょ 、 涼太くん 、 !? 」
目黒「 アツアツですねぇ 」
渡辺「 俺の家なんだけど ? 笑 」
他のメンバーにも揶揄われ 、 恥ずかしくて真っ赤になってしまう 。
その間もキスはやまない 。
そんな涼太くんを 、 康二くんと翔太くんは引き剥がそうとしてくれた 。
それでも離してはくれない涼太くん 。
「 人前だからさ 、 離れよう 、 ね ? 」
宮舘「 やだ 」
宮舘「 あかりは俺と離れたいんだ ? 」
「 そういうわけじゃないんだけどね 、 ? 」
そう言って涼太くんを振り返ると 、 唇にキスをされる 。
「 ちょ 、 ほんとに … メンバーいるし 、 ! 」
宮舘「 あかり 、 かわいい 」
宮舘「 大好き 」
「 んも 、 ! 」
そのままキスは止まず 、 涼太くんはそのまま私の胸に手を伸ばす 。
渡辺「 ちょ 、 涼太流石にそれはやめろって ! 」
向井「 うわっ 、 舘なにしとるん !? 」
翔太くんと康二くんの静止も虚しく 、 涼太くんは止まらず 。
恥ずかしさのあまり 、 私は涼太くんを突き飛ばした 。
私の力でも 、 酔っているからか簡単に倒れる涼太くん 。
「 人前でそ 、 そういうことしちゃダメ … !! 」
「 ほんとにもう 、 !! 」
宮舘「 えへ 、 怒っててもあかりはかわいいよ 〜 」
全く聞いていない 。
完全に酔うとこんなことになるんだ … 。
涼太くんが自分でこんなになるまで呑むわけないから 、 多分康二くんとか翔太くんあたりがそそのかしたのだろう 。
ふたりをじとりと睨むと 、 ふたりとも涼太くんを見てくつくつと笑っている 。
岩本「 流石に帰らせよっか 」
岩本「 車乗せる ? 」
「 あ 、 ごめんなさい 、 お願いしても良いですか 」
岩本「 はーい 」
酔いすぎたのか 、 帰りの車では涼太くんはぐっすり 。
「 涼太くん 、 家着いたよ ? 」
宮舘「 … ん 、 」
宮舘「 あかり 、 ? 」
「 どしたの ? 」
宮舘「 うそ 、 ごめん俺 、 」
宮舘「 酔っちゃってたよね 、 ごめんね 」
涼太くんはそう申し訳なさそうな顔をする 。
まだ酔いは覚めてなさそうだけど 。
「 手出されかけて危なかったよ ? 笑 」
宮舘「 うそ 、 それはごめんね 」
「 岩本くんが涼太くんのこと車乗せてくれたの 」
宮舘「 そうなんだ 、 ありがとう 」
宮舘「 … ね 、 俺酔い覚めてないからさ 、 手ぇ出して良い ? 」
「 … いつもの優しさはどこへやら 、 ですね 」
宮舘「 ふふ 、 嬉しいくせに 」
「 … 冷えるから家入るよ 」
宮舘「 はーい 」
長くなっちゃったね
個人的に結構舘様をいい感じに書けたと思ってる 。
かれぴ舘様書くのは簡単だけど 、 彼女舘様書くのむずい