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エクストラ組で王様ゲーム ~Ahead
前編です。キャラ崩壊も甚だしいです。注意。
紅魔郷・妖々夢・永夜抄・風神録・地霊殿・星蓮船のエクストラ組です。
フランちゃん、藍しゃま、妹紅さん、諏訪子様、こいしちゃん、ぬえちゃんです。
妖々夢はPhantasmと混合しがち。紫様は司会です。
シリーズが妹紅お姉さんだの言ってますけど…
extra組全員、分け隔てなく登場させますので安心してね。
ヘカ様は出ないよ。
破壊神と式神と不死身と土着神と無意識と正体不明か。どんな組み合わせだよ。
目が覚めると、そこは紅魔館であった。
フランドール「私に関しては部屋が変わっただけ。」
こいし「私に関しては地上に出ちゃったわ。これはどういうことかしら…」
諏訪子「あーうー…ここはどこかしら?」
藍「あれ…橙は?さっきまで隣にいたのに!」
妹紅「たぶんここにはいないだろうよ。いくら式神とはいえ。」
ぬえ「待って。あなただけ冷静すぎるでしょ。」
妹紅「ご存じでないのか。」
ぬえ「ご存じでない。」
妹紅「私もです。」
ぬえ「そっか。」
フランドール「ご存じないなら説明してあげる。ここは紅魔館よ。」
ぬえ「こうまかん?な、何よそれ。」
こいし「私知ってるよー!悪魔がいっぱいいるお城でしょー?」
フランドール「そうよ。」
諏訪子「それはそうとして、なんで飛ばされたのよ。」
藍「私まで飛ばす必要はなかったんじゃない?」
妹紅「それにメンバーも意味わからんしな。」
フランドール「あれ?なんで私が責められてるのかしら…私は何もしてないわ!」
ぬえ「じゃあ、誰がやったのよ、これ…」
”何かまがまがしいもの”が開かれる音を、全員が感じる。
一同「!?」
紫「あらあら、そんなに驚かなくてもいいのよ~。」
藍「ゆ、紫様!?」
こいし「だれー?」
紫「この幻想郷の設立にかかわった”賢者”っていう偉い人の、若い少女よ。」
ぬえ「若い少女…?」
妹紅「そこだけ余計だな」
紫「黙ってろ!!!不死身だろうがなんだろうがあの世送ったるぞ!!!!!」
諏訪子「それで送ろうとして結局無理で地面舐めた妖怪がたくさんいそうだわ。」
舐める地面くらい創造してあげるけどね。」
こいし「落ち着こうよ…(´・ω・`)」
フランドール「で、なんで急に紅魔館に飛ばしたのか、教えてくれるかしら?」
藍「どうせこのようにするんだったら、収集をかけてくれれば…
私たちも、紅魔館に行くことは行くんですよ?」
紫「なにゆえ、皆さんを集めたかって?それはね、王様ゲームですよ。」
フランドール「意味が分からないわ。」
藍「……前からやりたいとはおっしゃっていましたが、それは……」
ぬえ「王様ゲーム……ルール忘れちゃったわ。」
紫「なあに、ルールくらいは教えてあげるわ。簡単よ。」
諏訪子「あれ?なんでこの奇妙奇天烈なメンバーかっていう答えには
なってないじゃない!」
紫「それはね……”エクストラ組”、よ。」
妹紅「なんだそれ。」
紫「6面ボスまでをノーコンティニュークリアすると出現する難易度のボスたちよ。」
こいし「…なんだそれ。」
藍(もうちょっとオブラートに包めよ)
紫「簡単に言えば、各異変の事後に現れた強いものたちを集めたって感じよ。」
フランドール「わーい!!きゅっとしてどっか
諏訪子「そうはならんやろ」
ぬえ「なっとるやろがい」
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~少女(たち)破壊神制御中~
妹紅「押さえろ押さえろ押さえろ!!!!!」
藍「左腕を押さえればいいですか!!」
諏訪子「じゃ私は右腕ね!!」
フランドール「うふ、うふ、うふふふふふ!!どっかーん!!!!!」
あっ………
**満身創痍**
▷続けて再挑戦する
タイトルへ戻る
リプレイを保存する
最初からやり直す
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紫「じゃあルールを説明するわね」
フランドール「さっきはごめんなさいね…ちょっと暴れちゃったわ」
ぬえ「ちょっとどころじゃなかったわ」
紫「まずこのくじを引くのよ。それぞれ番号が振ってあるわ。
そして、一つだけ番号じゃなくて”王様”と書いてあるくじがあるのよ。
その王様は、一つ命令ができるわ。
王様以外はその命令に絶対服従よ、わかったわね?」
藍「どのような命令をすればいいのですか?」
紫「2番と6番が殺し合えみたいな感じよ。」
妹紅「物騒すぎる。」
紫「あんたに言われたくない。」
諏訪子「王様ゲームじゃなくて神様ゲームが良かったわ~」
紫「知らないわ、何よそれ。」
諏訪子「何が何でも逆らったら信仰を失うゲーム」
こいし「私も信仰ほしいな~」
諏訪子「少しでも信仰がいきわたるようになると、そのうち信仰が減ったとき
飢えてしまうけどそれでもいいの?」
こいし「もちろんっ!それで死ねるなら本望だわ。」
フランドール「まじかこいつ」
ぬえ「とりあえずよくわからないけど、くじごと食えばいいってことね?」
紫「全然違うわ。」
---
紫「じゃ、こっから引いてちょうだい。」
一同「王様だーれだ!」
こいし「私だ!」
諏訪子「信仰ほしい?」
藍「まだその話してんのか」
こいし「いらない。」
妹紅「さっきと変わってるし。」
こいし「信仰より権力が欲しい。」
フランドール「今その権力を手に入れたのよ。一時的にね。」
ぬえ「待って、これってまさか…キスしろって言われたらしなきゃいけないわけ!?」
紫「もちのろんよ」
ぬえ「ひえ~。」
妹紅「そんなこじゃれた命令をする奴、一人くらいはいそうだな。」
いません。
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こいし「じゃあね~?」
こいし「3番!最近やらかしたことを言いなさーい!」
藍「よかった…私じゃない。」
フランドール「私でもないわ。」
妹紅「私じゃないな。」
ぬえ(しぬかと思った……私じゃなかった………。)
紫「ということはよ?」
一同「……」
諏訪子「はい……私です………」
藍「神って、やらかすんですか?」
ぬえ「神でもやらかすことはやらかすんじゃないの?」
フランドール「やらかさないんだったら、つまらないものねー。」
こいし「さー!早く言ってごらんなさーい!」
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諏訪子「|友人《早苗》と話してたんだけどね…」
諏訪子「最近調子どうなの?」
早苗「あ~、そういえば神奈子様がやばいことしてたんですよ!」
諏訪子「?」
早苗「どうかされましたか?」
諏訪子「”やばい”って何?」
早苗(知らないのか?)
諏訪子「そういう抽象的な表現、嫌いなんだよね」
こいし「それ、うざくない?」
藍(もうちょっとオブラートに包めよ)
妹紅「誰でもそういう若者言葉みたいのが出ちゃうことはあるだろうよ」
フランドール「何言っても文句言わないでほしいよねー」
諏訪子「辛辣ねえみんな!あの時は、ちょっと挑発的に言ったのよ?」
こいし「挑発はよくないでしょ~。」
紫「それで、その後どうなったの?」
諏訪子「………………」
諏訪子「奇跡チョップを食らいました。」
ぬえ「奇跡チョップ??」
フランドール「なんだそれ聞いたことねえよ」
妹紅「ネーミングセンスのなさ」
こいし「ださ~い」
藍「諏訪子さんが勝手に名前つけたんですか?」
諏訪子「いや、まあ、はい。」
フランドール「案の定」
妹紅「ミラクルフルーツって言ってやれよ」
諏訪子「仕方ないじゃないあれはチョップだったのよ!!」
ぬえ「痛かった?」
諏訪子「いやもう、ころしあってる不老不死同士の気持ちがわかるくらいだわ。」
こいし「よくわからない例えだわ。」
妹紅「アイツの攻撃はそこまで痛くないけどな」
藍「そのアイツとやらが毎回痛そうにしてるんじゃないですか?」
フランドール「燃やされちゃって、かわいそうだわ」
妹紅「むきー!!!!!なんでアイツばっかり同情されるんだよ!!!!!」
こいし「知らな~い」
紫「どうでもいいけど、もう一回くじ引くからね。」
妹紅「どうでもいいって言うな!!!!!」
実はタイトルの最後に「~健全 ver」をつけるか迷いました。
つまり…つまり……あんま健全じゃないverがあるかも………
書くとしたら、「エクストラ組で王様ゲーム ~Lunatic」かな~。
ま~、書くと思いますけど公開とかは期待しないでくださいね。
実は妹紅さんの次にぬえちゃんが好きなんですよな。
そんじゃ、「エクストラ組で王様ゲーム ~Later」が後編です。
お楽しみに。