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グランドフェス&newカラストンビ部隊5
シリーズに入れて他の話に飛びやすくしました!
今回は後日談のようなものも含めているので、少し長めです。
それでは、どうぞ!
あらすじ(読んでない人は1から読むことをお勧めします)
ランとアイドルたちが大ピンチ!そんな時に助けに駆けつけてくれたのは…?
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イエローのインクの主はゆっくりと振り向いた。
ラン「司令!」
駆け寄ろうとしたが鎖がそれを許さず尻餅をついた。
司令「ラン!みんな!」
急いで司令がこっちに向かってくる。
ラン「ちょっと司令、ここでは3号って呼んでくださいよ…」
司令「ごめん、3号。みんな無事か?」
ウツホ「ワシは大丈夫じゃが…」
アオリ「3号が、敵の拷問インクくらっちゃった…」
司令「どこ?」
ランが怪我をした所を見せた。見事な手つきで司令が包帯を巻いていく。
司令「あくまで、応急処置だ。無理はしないように。…司令の命令だ」
ラン「…はい」
司令の命令は絶対だ。この命令は逆らえないというカラストンビ部隊の規則。
司令「鎖…どうしようかな」
フウカ「近くにペンチとかがあればええんやろけど」
イイダ「無さそうですねぇ」
ヒメ「あぁぁ!もぅかったりぃなぁ!この鎖壊せるんじゃね?」
イイダ「センパイ、流石に無理ですよ」
司令「いや、いけるかもしれない」
直後。パキッと軽い音がした。
司令「ほら」
ヒメ「…それができんのオマエだけだかんな?」
ラン「私も出来そうだね〜ホラ」
ウツホ「バケモノじゃのぅ…」
完全にみんなの鎖を壊した。
そこで。
?「勝手に鎖を壊してもらっちゃぁ困るんだけどなぁ…」
さっきのリッターのボーイだ。
?「どうやって入ってきた」
ラン&司令(復活、しちゃったか)
ラン「そのまま永遠に眠ってもらっといても良かったんだけどね?入ってこれたのは、ビーコンのおかげだよ」
そう。あの時司令が飛ばしたドローンから、ランはビーコンを受け取っていたのだ。
ラン「マップも見れないような半人前に、私達の相手はできるかしらね?」
ランの声を合図に、バトルが始まった。
司令「ラン!アイドル達を避難させろ!」
ラン「任せて!」
そこに向くリッターの斜線を司令が塞ぐ。
ラン「みんな、司令にヘイトが向いている間に!」
一斉に駆け出す。
入口は司令がウルトラチャクチで入った時に壊されてる!
ラン「いけー!!」
アイドル達が外に出た。そのことを確認して、司令の元へ舞い戻る。
ラン「私のことも忘れないでよねっ!」
その瞬間、リッターにランのラクトの直撃が。もう1人に司令のシューターの弾が。同時に当たってーーーwipeout!
戦いが、終わりを迎える。
警察「イカポリスだ!誘拐事件の犯人を、逮捕する!」
ラン「タイミング、ばっちり。さすが!」
司令「さぁ、任せて俺らは戻るか」
ラン「そーですね!さぁ、シオカラキャンプへ!」
力強いスーパージャンプで、ランと司令はオルタナへ戻っていった。
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〜後日談〜
オルタナに積まれた不自然な箱、箱、箱。実はあの後、お礼にと色々貰っていたのだ。
ラン「ふぁ〜この箱どうしよ。ま、しばらく放置でいいかな」
司令「…早く片付けてほしいんだが」
ラン「あ、そうだ。今日の夜、遂にグランドフェスが開催されるんですよね!司令も行きますか?」
司令「アタリメ司令と、店番するから行くぞ」
ラン「バトルは行かないんですか?」
司令「オレはみんなが楽しんでいるの見れたら、自分も楽しいから」
ラン「いい楽しみ方ですけど、オミコシは一緒に乗りたいので、だめです」
司令「じゃあ、行くか」
ラン「はい!司令!」
司令(楽しい夜になりそうだな)
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完 グランドフェス&newカラストンビ部隊シリーズ
はい、どうでしたかね、このシリーズ…長らくお待たせした時もあったけれど、ようやく終わりです。
個人的にはかなりよく書けたと思ってます!
イカポリスはなんか勝手に考えた名前です笑
次はビッグランの短編を出す予定なので、お楽しみに!
それじゃあ、バイくま〜!