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サンプルボイス、設定追加 9/18
名前:|鴉目《からすめ》 (母から名前を呼ばれた事がない為(母から名前を付けてもらっていない)苗字のみ)
二つ名:ナード
性別:女性
性格:
倫理観、共感性が欠落しており、人間不信気味。
人間より機械や工作物の方が優先度が高く愛着がある。その為機械や工作物を杜撰に扱う者は敵視をする。
自己肯定感が低い為、自分を褒めてくれる人が好きで案外チョロい。
なので、自分を必要としてくれるこの組織や、
(褒めてくれる)仲間は好き。
人によく謝り年齢に対して大分幼い言動。
能力:再構築
一度見たもの、触れたものを内部構造・構成・機能を、脳内で完全に再現・再構築できる。
脳内で再現、再構築したモノを実際に作れる彼女の器用さが相まって効力を発揮する。
年齢:19
身長:168
体重:48
役職:工作
容姿:
黒髪の無造作なロングヘア。
毛先は少し傷んでいて、軽くうねりがある。手入れはあまりされていない。
作業時は適当に束ねているがその結び方も雑で
低い所に適当に縛っている。
困り眉とタレ目が特徴的な顔立ち。
瞳は赤く、やや濁ったような光をしている。
表情は乏しく、感情が読み取りにくい。
血色が悪く、白い肌に目の下にはうっすらと隈があるその姿は普段の生活の質の悪さが窺える。
喉元まで隠される黒のタートルネックに、黒のスカートその上から踵に付く程度の白衣を着ている。白衣の袖も長く指先が隠れることもある。
白衣のポケット部分には、平仮名や片仮名でびっしりと書かれた設計図が入っていたり、工具が入っている。
両耳にはピアス跡らしきものがいくつも付いている。
好きな○○:工作 自分を肯定してくれる人
嫌いな○○:工作物を杜撰に扱う人 肯定してくれない人
サンプルボイス:
「私は、…ナードと呼んでくれれば、…ぴぇっ、ご、ごめんなさい!、別に覚えなくても結構です…。」
「私は皆様と違って大した戦闘もできませんし…、トイレットペーパーの芯で爆弾を作ってるのがお似合いです…。」
「あっ、それ触らないで!、…ぁ、すみません…、下手したら爆発してしまいますし…。頑張って作ったから壊されたくないんです…。」
「ッ、じゃあ! どうすれば良かったんですか!?……|あの時《工場解体時》っ、誰に謝れば良かったんですか……?
ごめんなさい、って言えれば……それで良かったんですか……?」
心を許した人用
「あのね、これ、…その、頑張って作ったの。
君専用に!…えっと、だから、…使ってくれると嬉しいなって。」
絡み
狂水 「あ、あの、…これ、耐水性に特化してる通信機です…。これだったら能力を使っても耐えられるかも…です。少しでも役に立てれば…。」
タチネ 「タチネさんのやり方は悍ましいですよ…、絶対敵に回したくないです。…ぁ、でも味方の時はすごく頼もしいです!…ああいう拷問器具を模倣した器具も作ってみたいですし」
幸運女児 「え、…ぁ、これはピアス跡もありますけど、大半は実験した時の傷跡ですよ、…ぁ、すみません!、自分話を…、にしてもお洒落ですね。」
コイン 「任せてください…!、時間は掛かるかもですが…、その、一度見た事があるので、直せます。」
一人称︰私
二人称︰君
過去:
ギャンブル依存症の父と、その暴力を受け続けたアルコール依存症の母のもとに生まれた。
既に家庭は荒らされていて、ほぼいない同然の鴉目が幼い頃、家の中で最もよく聞いた言葉は「ごめんなさい」だった。
母は殴られながら父に謝り、父は怖い顔をした男たちに金を渡して謝っていた。
謝ることさえできれば――殴られるだけで済む。罵られるだけで、生きていられる。
親とも、同年代の子供ともまともに接してこなかった鴉目にとって「コミュニケーション」の意味は、自己防衛のための「謝罪」しか意味を持たず、本来の意味を理解していない。
やがて父が失踪し、その直後、母もどこかへ消えた。
食べ物も光熱も尽きたアパートに、しばらく真白は一人で住み続けたが、退去処分によって追い出される。その後地方の廃墟工場へ辿り着いた。
前住んでいたアパートとは比べ物にならないほど大きく、埃をかぶった機械。軋む鉄骨。山のようなネジや工具。
誰も彼女を怒鳴らず、殴らず、消えず、文句を言わない。きちんと組み立てれば、機械たちは思い通りに動いてくれる。
それから真白は、寝る間も食べる間も惜しんで工作に没頭し続けた。
その後工場が行政により取り壊される事が決定した。
そして、解体当日。
鴉目は踵を返して、走った。
錆びた扉の隙間から、いつも通っていた裏口を抜けて、逃げた。
自分は結局なにもできなかった、自分は無力だ。と1人で悔やんでいた。
解体当日から数週間。
鴉目が帰ってきた時には
工場は、跡形もなかった。
立ち入り禁止の柵の向こう、真新しい更地と重機の影。
あの日まで、自分の全てがあった場所。
鉄の匂いも、機械の軋みも、もうどこにも残っていない。
その時自分の中で浮かんだのは、悲しみでも怒りでもなく、自己嫌悪だった。
それは、どうしようもなく重たい自己嫌悪。
「なんで、止められなかったんだろう」
「なんで、逃げたんだろう」
「なんで、わたしは……なにも、できなかったんだろう」
小さく呟く声に、答えるものはない。
この場所も、機械たちも、工具も、もうどこにもなかった。
壊されたというより、奪われたような感覚。
しかも、それを許したのは他でもない、自分自身だった。
ぽつり、と。
心の中に芽生えた感情は、温度のない決意だった。
「だったら、壊されないようにすればいい。」
「作るだけじゃ、意味がない。
守る手段がなきゃ、全部、壊される。」
何かを守りたいのなら、ただ作るだけじゃ足りない。きれいな工作物じゃ、この世界の理不尽には抗えない。
「壊されるくらいなら、最初から、壊す側にいればいい」
作者に対する要望:鴉目が心を許せる人を1人作ってほしいです…!
その他:
過去のなにも守らなかった自分を忌み嫌っている。
危険物や精密機器の製作、解体、改造など、“工作”という分野においては天才的な才能を発揮する。
その一方で、人との関わり方においては致命的なまでに不器用。
裏社会に来てから、本来の対話や対話の意味を知り、コミュニケーション能力は上達しつつあるが
まだ裏社会に入ってから精々4年程度なので、17という年齢に対してコミュニケーション能力や言動が明らかに低いのは明白である。
交友の仕方は下手くそであり、なんの脈略もなしによく人に謝る癖があったり、
悪意なしに無自覚に相手を傷つける発言をすることや、言い方が悪く本来と違う意図で伝わってしまうことがしばしば。明確な社会不適合者。
まともな教育を受けていなかった為、文字の読み書きもまともにできない。
平仮名、カタカナまでは一応できるが、漢字になるとほとんど全滅。
廃工場で設計図を読んでいたため、一部の漢字(接着や繋など)や小学1~2年生程度の漢字の読み書きは程度ならば可能。
一度アイデアがひらめくと、それを形にするまで止まらなくなる。
睡眠、食事、水分補給といった生命維持に必要な行為すら後回しにし、気づけば丸一日以上作業に没頭していることもある。
結果として、倒れて発見されることもしばしば。
女性にしては高めの身長や工作への技術力から大人っぽく見えるが、中身は単純な子供のまま成長していない。
工作物には、盗聴器や爆発物、その人の能力に沿った武器や工具など様々な種類がある