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感情色の夢。
luna
1.白色の喜び。
「カラフルピーチです!!」
11人と笑い合う日々。
それが僕の人生だった。
毎日が、本当に幸せ。
でも突然、その日々は幕を閉じた。
暗殺者が現れたのだ。
「やだっ、、、!!」
「のあさんっ!?」
目の前で飛び散る鮮烈な赤。
響き渡る耳を刺すような悲鳴。
圧倒的な力に、僕の体は石のように
硬着して動かない。
大切な仲間たちが、また一人、また一人、
ボロボロに崩れ落ちていく。
そんな残酷な光景に、
僕は耐えきれなかった。
僕の視界は、引きちぎられるように
真っ暗になった。
「どぬ、、、っ!?」
「目を開けて、、、!!」
そんな声が聞こえた気がした。
ふと意識が戻ると、体がズキズキと痛む。
白い光に向かう道。
暗い光に向かう道。
白い光の方に向かえば、体の痛みは
どんどんなくなっていく。
暗い光の方に向かえば、体の痛みは
どんどん強くなっていく。
僕はもちろん、痛みがなくなる白い光の
方に向かった。
そのとき、背後の暗い光の方から。
「目を覚まして、、、!!」
誰かが必死に僕を呼ぶ、懐かしい声が
聞こえてきた気がした。
でも僕は、その声から逃げるように、
白い光に向かう道を進んだ。
眩しさに僕は瞳を開くと、白い天井が
目に入る。
「ここ、どこだっけ、、、。
僕って、誰だっけ、、、。」
気付くと、頬に温かい涙が伝っている。
大切な何か、忘れちゃいけない何かを
忘れている気がする。
でも、思い出そうとしても、頭が
ズキズキと痛むだけ。
頭の中も、心の中も、ぽっかりと穴が開いたように真っ白だった。
「まあ、いっか!今、すっごく
幸せだし!」
僕は考えることを放棄した。