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愛の形は一つだけ
ゆい「ねぇ、凪?」
凪「どうしたの?」
ゆい「私のこと好き?」
凪「勿論、愛してるよ」
こんな風に幸せなカップル生活を送っていた。
でも、周りは恋愛は男と女でするもの。だなんて言って認めてもらえない。
だから周りには隠して過ごしていた。
とあるデートの日、私が待ち合わせに遅れていた
ゆい「やばい!遅刻~」
そんな風に言いながら走って目的地に向かうと
凪が、女の人に絡まれていた。
仕方がないことだ。
凪は中世的な見た目で、身長は170㎝で声も低いそれに、二人で出かけるときはさらしをつけているそうだ。
男に間違うことも無理はない。
ゆい「むぅ。凪~!お待たせ!」
凪「あ、!ゆい!遅い~!」
ゆい「ごめん!許して~?」
凪「えぇ~?」
ゆい「取りあえず行こう?」
凪「わかったよww」
凪と一緒にコスメのある店に向かう。
ゆい「待って、これ可愛い!」
凪「本当だ。でも、こっちのほうがゆいに似合うよ?」
ゆい「こっち?こっちも可愛いしこっち買おうかな~?」
凪「あ…これ僕がずっと探してたやつだ。」
ゆい「よかったじゃん!」
凪「あ~でも今日は買えないや。」
ゆい「あぁ。そっか。」
この町のルールで男の人はコスメを買ってはいけない。という決まりがある。
今日、凪は男装をしているため買えないのだ。
ゆい「凪~外で待っててくれる?私買ってくるから!」
凪「んぇ?買わなければ店内にいてもいいのに?」
ゆい「いいから!」
凪を店の外へと追いやり、凪が欲しいと言っていたリップと凪にお勧めされたリップを買って外にいる凪に近づく。
ゆい「ばぁ!」
凪「おわっ?!」
ゆい「次どこ行く~?」
凪「まって、その前に、、」
ちゅ、
ゆい「はぁ?!」
ゆい「ビックリしたぁ~。」
この時、気にしておけばよかった。
後日学校に投稿すると黒板に貼り出された一枚の写真
私と凪がキスしている写真だった。
ゆい「うそ…。」
頭をガンガンと殴られるような衝撃が響く。
凪「おはよ~って…。」
凪も目を見開いて固まる。
ゆい「な、凪っ!!」
凪の手を掴み屋上へと走る。
屋上はカギが壊れているため入れないことはないのだ。
ガチャリとドアを開き屋上へと足を踏み入れる。
乱れた制服と呼吸を整え、凪に声をかけた。
ゆい「凪、どうする?」
凪「…なにが?」
ゆい「みんなにばれたんだよ?」
凪「そっか、そうだね。」
ゆい「…退学になるかな?どうしよう。」
凪「ねぇ、二つ選択肢があるんだけど。どうする?」
ゆい「どんな方法?!私何でもする!!」
凪「じゃあ、ゆい別れよう?」
ゆい「……へ?」
ゆい「おかしいじゃん。何で?やだよ。別れたくない。」
凪「そっかぁ。じゃあもう一つの選択肢しかないけどいいの?」
凪の目はハートが写っている。
でもそんなことはどうでもいい。
ゆい「いいっ!それでいいから!別れたくないっ!」
私は泣きながら凪の足に縋り付く。
凪「じゃあ、屋上の塀に近づいて?」
ゆい「ぐすっ…分かった。」
屋上の塀に近づいて凪の方へ振り返る。
すると、凪も近づいてきて
抱きしめられた。
凪「ずっと一緒だよ♡」
そのまま屋上から落ちる私達。
ドンッという音が響き、彼女たちは二人で一つになれたとさ。
?¿happyend?¿