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強 者
__~ pr side ~__
pr 「 ……… な ~ るほど なぁ 、 」
親 の 書斎 に 勝手に 侵入 し 、
表紙 に 【 信仰者名簿 】 と 書かれた 本 を 開く 。
俺 の 親 は 正道会 により 、
深く 依存 している ので 、
こうい っ た なかなか 手に入らない 物 が
大切 に 保管 してある のだ 。
他 にも 、
最低 でも 、
一家 に 一冊 は 保管 しなければ ならない
【 ライリー様のお言葉 】 ( 聖書 ) も 、
書斎 に 保管 してある 。
まぁまぁ 面白い ことが 書いてあ っ た 。
『 一ノ瀬あっと → ゴールドランク 』
粛清教 では 、
信者 の 中 で 【 ランク 】 と いわれる もの が ある 。
それは 信仰し始めた 年 が 関係 しており 、
信仰し始めた のが 遅ければ遅い 程 、
ランク も 低く なる 。
ランク は 下 から 、
ブロンズ 、 シルバー 、 ゴールド 、 レジェンド だ 。
ランク付け の 決まり は 、
レジェンド → 0 歳
ゴールド → 1 ~ 5 歳
シルバー → 6 ~ 10 歳
ブロンズ → 11 歳 ~
である 。
また 、
自分 より ランク が 高い人 に 逆ら っ ては いけない 。
という 絶対 ル ー ル も 存在 する 。
______ ちなみに 、 俺 は レジェンド 。
俺 自身 は 、
ぶ っ ちゃけ 信仰 なんて しないん だけれど 、
親 が 勝手に
【 翡翠ぷりっつは信仰を続けている 】
という 書類 を 提出 している ため 、
なかなか 抜けられない 。
神 なんて 、
信じて いないし 、 信じる気 も ないのに 、
ランク は 一番 上 で 。
俺 が 産まれた 1月6日 、
「 翡翠ぷりっつは信仰します 」 て
親 が 教会 に 申告 したから 。
俺の年齢 = 信仰年数 に な っ てる 。
pr ( ゴールド っ つ ー こと は …… 、
一ノ瀬 が 信仰 し始めた ん は 5歳 くらいか …… 、 )
ちなみに 、 kty は ブロンズ 。
ゆうても 、 今 は 信仰 しとらんから 、
仮所属 っ て 形 だけど 。
ま 、 何にせよ 、
一ノ瀬 が ゴールド なのは デカい 。
いざとなれば 、 俺 が 一ノ瀬 に 命令 できるしな 。
………… あくまで 、 最終手段 だけど 。
なんて 考えながら 、
ペ ー ジ を めく っ ていると 、
「 ぷりっつ 、 ここで 何を しているの ? 」
音 も なく 、
母 が 入 っ てきた 。
pr 「 !! 」
しま っ た 。
落ち着け 、 俺 。
pr 「 … 別に 、 何でも ええやろ … 。
でも 、 勝手に 名簿 借りた 。
... ごめん 。 」
pr_母 「 …… そう 。
仲間 を 覚えるのは 良いことだわ 。 」
pr 「 …… 」
pr_母 「 でも 、 ものを借りるときは ちゃんと 許可 を 取る 。
当たり前 の 事 よ ? 」
pr 「 … 。 」
pr_母 「 … 口 を 開かないわね 。
反省 している ということ かしら ? 」
pr 「 …… 」
とりあえず 、 頷く 。
すると 母 は 軽く 溜息
pr_母 「 まぁ 、 反省 するのは 良いこと よ 。
…… 続けなさい 。 」
pr 「 … ん 、 」
____ ぱたん 、
母 は 、
満足 した ように
頷く と 、
書斎 から 出て行 っ た 。
pr ( あ ー あ 。 )
--- は よ 死 ん で く れ ん か な 。 ---