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また会う日を楽しみに
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⬆こちらの『ヒガンバナ』という小説のスピンオフというか別視点バージョンというかそんな感じのお話です。『ヒガンバナ』を先に読んでからこの小説を読むことを強くおすすめします。
ずっと、謝りたかった。
心配をかけ続けて、たくさん悩ませて。
全然大丈夫じゃなかったのに、「大丈夫」と言い続けて、気づいた時には限界が来ていた。
ずっと一緒にいたのに、頼れなかった。頼らなかった。
あの時「辛い」と言っていれば、まだ隣にいることが出来たのだろうか。
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「お前に後悔はあるか?」
死んでからもうすぐ2年経つのに、まだ未練がましく成仏せずにいた僕に神様が聞いてきた。
「………あります。たくさん」
「具体的には?」
なんでそんなことを聞くんだろう、とか言ったところで何になるんだろう、とかひねくれた考えが頭をよぎったけど、僕は素直に口を開いた。
「涼助に想いを伝えられなかったこととか、高校行けなかったこととかですかね」
「そうか。では今から現世に行き、その後悔を全部無くして来い。そしてお前は成仏しろ」
「はあ?」
いきなりそんなことを言われて、神様に対して失礼なリアクションをしてしまった。
「いや、いきなりすぎませんか?」
「あのなあ、普通は死んだら盆の時期に家帰って成仏するもんなんだよ。それなのにお前は何だ?もうすぐ死んでから2年だぞ?若くして死んだんだからさっさと成仏して生まれ変わって新しき人生歩めばいいってのにずっと残りやがって」
神様は呆れたようにため息をついて、僕に対しての文句を並べ立てた。
「その涼助とかいう奴も、お前が死んでからずっと助けられなかったとか後悔して今でも夜中に泣いてる時があるんだぞ?お前が成仏しなきゃずっと涼助の人生を縛り続けることにもなるんだ。わかるか?」
「そうだったんですか……?」
生きてた時はずっと心配をかけていたのに、死んでもなお涼助の負担になってたなんて……本当に申し訳ない。いやダメだ、このままだとネガティブループになる。やめよう。
「アイツのこれからの人生のためにも、お前の未来のためにも、そうするべきだ。ていうか、そうして来い。今から涼助がいる場所に飛ばしてやるから、さっさと行ってこい」
「あ、え?もう行くんですか?」
「善は急げって言うだろ。期限とかは特に定めないけど、上から見ててもう大丈夫だなって思ったら勝手に呼び戻すから、それまで楽しくやってろ」
神様がそう言うと、急に体がふわっと浮き、目の前の景色が変わった。
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「うわ………久々の現世だ……」
草の匂いも、夕方になりだんだんと暗くなる空も、風に吹かれて髪が耳をくすぐるのも、全部久しぶりだ。いや、ていうかここどこだろう。流石に手ぶらは厳しいよ……と思っていたが、何故かたまたまショルダーバッグを肩にかけていた。中を見ると、財布やスマホがある。え、これ僕が生きてた時に使ってたやつだ。神様、ありがとうございます。ひとまず地図アプリを開き、現在地を探る。涼助の家と、涼助が通ってる高校の間ぐらいみたいだ。うーん、涼助の家まで行くか普通に連絡取るか、悩む。道端で悩んでるのはただの怪しい人だから、ひとまず歩こう。3分ほど川沿いを歩いていると、見たことある後ろ姿が目に入った。黒より少し明るいブラウンの髪、筋肉のついた足、特徴的な笑い方。間違いない、あれは涼助だ。僕は走り出し、涼助の肩を叩いた。
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成仏するのを手伝ってくれ、という僕のよくわからないお願いを、涼助も響人も快く引き受けてくれた。休日になり、まずは何をしたいか聞かれた僕は某ターバックスのフラペチーノを飲みたいと答えた。
「雅貴、何飲む?」
店まで行くバスの中で、一番後ろの席に3人で座って涼助のスマホを覗き込む。
「抹茶クリームフラペチーノかな……?あれ、なんかサイズが4種類もある」
「雅貴は某タバ行くの初めてだっけ?初めてならこのTallがいいんじゃないかな」
「ほう」
サイズすら分からない僕に、響人がそう教えてくれる。
「カスタムは?クリーム山盛りにしたり、ミルク変えたりできるけど」
「じゃあ、せっかくだからクリーム山盛りにしてみようかな。ありがとう2人とも」
そんな感じで話していると、バスがショッピングモールに着いた。行き慣れている2人に案内してもらい、店へと向かう。
「席混んでるし、テイクアウトにするか」
「だな〜」
並びながら2人が話しているのを横目に、僕は心の中で自分の注文内容を反芻する。抹茶クリームフラペチーノのTallサイズで、クリーム山盛り……いや、多めって言ったほうが分かりやすいか。そうしよう。
「次のお客様ー。ご注文どうぞ」
「えっと……」
僕の番が来て、思い切って口を開く。
「抹茶クリームフラペチーノのTallサイズで、クリーム多めでお願いします」
よし、言えた。
「出来上がったらこちらのレシートの番号でお呼びするので、そちらに並んでしばらくお待ちください」
「わかりました」
支払いを済ませてレシートをもらい、先に注文を終えていた涼助達に合流する。
「涼助は何頼んだ?」
「俺は期間限定のやつ。響人は?」
「ドリップコーヒーのアイス」
「渋いね」
ちなみに、僕はカフェラテにガムシロを2個入れないと飲めない程度には甘党である。だからアイスコーヒーをブラックのまま飲むという響人みたいな飲み方は僕には絶対にできない。
「雅貴、よく抹茶飲めるな。俺は飲めない」
そうだ、涼助は修学旅行で京都に行った時班の皆がお店で抹茶の試飲をしている中、ひとりペットボトルの水を飲んでたな。
「でも、お前紅茶は飲めるじゃん。何が違うの?」
響人がそう聞くと、
「日本茶が無理なのかもしれない」
と涼助は遠い目をして呟いた。
「いや涼助、抹茶も紅茶も元は同じ葉だよ。製造工程とかが違うだけだよ。あとアールグレイとかフレーバーティーは香料とかでアレンジされてるんだってさ」
「詳しいな雅貴」
「まあ僕紅茶飲めないけどね。風味が無理」
そんなどうでもいい会話をしていると、次々に番号を呼ばれ、全員のドリンクが出揃った。
「よし、じゃあどっか座れるとこ探すか」
店を出るなり、響人がそう言った。
「あ、あそこにベンチあるよ」
「ナイス。行こう」
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1週間後。もちろん僕の要望で、都内の遊園地に来ていた。かなり歴史のあるところで、老若男女関係なく賑わっている。僕達はクレープ片手に写真を撮っていた。
「響人、それ撮ってどうすんの?」
「インスタのストーリーにあげる」
「顔は隠しといてね」
響人がノリノリでスマホを構え、自撮りで3人が写った写真を撮る。
「いただきまーす!うん、上手いな」
「雅貴、一口くれない?」
「いいよ。じゃあ涼助のも一口ちょうだい」
「全然いいよ」
響人が一番ハイテンションで、僕と涼助はほどほどのテンションで楽しんでいる。
「昼飯どうする?仲見世通り行って食べ歩きする?」
「話早いよ。まだクレープ食べ始めたばっかだろ」
「響人って食欲旺盛だね」
一応金銭的には余裕がある、というか僕は使い切ったところで困らないので別にどこ行ったっていいんだけど。
「ま、運動部ですから。ましてやサッカーなんてずっと走り回ってるし。ていうか、俺が食う量が多いんじゃなくて涼助の食う量が少ないんだよ。お前早弁とかしないし」
「別に、朝飯食って朝練のあとにプロテインバー食ったら午前中は持つだろ」
「俺は持たないよ。だから朝練の後におにぎり食うし2時間目と3時間目の間に小さめの弁当食うし」
卓球部だった僕との差が大きすぎて、少し驚く。でも思い返せば、涼助は昔から早食いだけど大食いではなかったな。給食は5分あれば食べ終わってるぐらいには早かったし、カレーの日は3分で食べてたもんな。
「それでいて全然太んねえもんな〜」
「食った分動いてんだよ」
話しながらクレープを食べているけど、涼助は相槌をうちながらいつの間にか食べ終わっていた。
「涼助食い終わるのはっや」
「もっと味わえばいいのに」
「俺が早いんじゃなくて2人が遅いの。ほら、早く早く」
涼助はベンチから立ち上がり、手を叩いて僕らを急かす。
「まあ待てって。あ、次ローラーコースター乗ろうな」
響人が笑顔でそう言うと、
「「勝手に決めんな!」」
僕と涼助は今日イチの大声が出た。
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なんだろう。なんでだろう。涼助の表情がとても曇って見える。
遊園地で遊び尽くして、最寄り駅からの帰り道3人で歩きながら、僕はそれとなく涼助の表情を観察していた。僕はもう2週間ぐらい2人にはお世話になっているし、そろそろけじめを付けなきゃいけない。と言ってもあとやり残したことといえば、涼助に自分の気持ちを伝えることしかないんだけど。
「こんなに色々あったのに、涼助も響人も付き合ってくれてありがとう。やり残したことあと一個だけだし、それだけは一人で解決しなきゃいけないから。2人の手を借りるのはここまでにするよ」
立ち止まって僕がそう言うと、2人の表情が一気に寂しげになった。涼助は何も言わず唇をかみしめ、黙ってまた歩き出す。
「えー、じゃああとちょっとで佐竹に会えなくなっちゃうのか。寂しー…………涼助!!」
響人が急に大声をあげたのでびっくりして涼助の方を見ると、暴走している車が涼助に思い切りぶつかった。頭は打ってなさそうだけど、涼助が意識を失い道路に倒れる。車は止まることなく、勢いそのままにどこかへ走っていった。
「どうしよう、佐竹。とりあえず救急車?だよね?」
「うん。お願い。車のナンバー覚えたから、僕は警察呼ぶね」
それぞれスマホを取り出し、救急車や警察を呼ぶ。10分もかからず、あっという間に救急車が来た。
「どちらかお1人、付き添いをお願いできますか?」
救急隊員の人にそう言われ、僕と響人は顔を見合わせる。
「響人は、涼助の両親への連絡とか警察への説明とかお願いできる?………僕、一応死んでる身じゃん?それで涼助の両親に会うことはできないからさ」
隊員の人に聞こえないように、小声で響人に耳打ちすると、
「わかった。涼助をよろしく」
と力強く頷いてくれた。
「僕が行きます」
「わかりました。こちらに乗ってください」
死ぬ程の怪我ではないはずだけど、どうしても不安で手が震える。
「………頼むから、早く目を覚ましてよ、涼助」
僕はそう呟き、眠る涼助の手を握った。
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病院に着いて処置室に運ばれる涼助を見送り人気のないところで椅子に座ると、どこからか声が聞こえてきた。
「和泉涼助に会わせてやる。誰にも会わない所まで出てこい」
多分この声は……神様だ。どういう仕組みかはよく分からないけど、涼助に会えるのなら行くしかない。その前に、響人に挨拶をしなきゃ。連絡が来ていたから、もう病院にはいるはずだ。
「あ、いた!佐竹、あのさ……」
「ごめん、ちょっと僕涼助と話してくる」
「え?ちょっと待てどういうこと____」
振り切るような感じになってしまって申し訳ないけど、響人に心の中で謝りながら適当に廊下を歩き奥まで進む。ふわっと体が軽くなり、周りの景色が変わった。
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「涼助」
「雅貴………?」
真っ暗な闇の中独りで立っている涼助を見つけ、名前を呼ぶと不思議そうな顔で振り向いた。そして涼助は、僕に頭を下げた。
「雅貴………ごめん。あの時、助けられなくて。怖かったんだ、自分が標的にされるのが。また会えたら謝りたいって、ずっと思ってた。結局こんな結果になっちゃったけど…………俺のこと、許してくれるか?」
急にそんなことを言われて、僕は面食らった。だって、涼助がこんなに深く、後悔に苛まれてたなんて。僕なんかのことを、気にかけてくれていたなんて。
「………最初から、涼助のこと恨んだりなんてしてないよ。涼助が僕のこと助けて涼助が標的にされたら、僕にはそっちの方がしんどかったと思うよ」
僕がそう言うと涼助は、そんな訳ないだろとでも言いたげな顔をしたけど、これは本心だ。誰かが傷付くぐらいなら、僕が傷付けばいいんだと思って、いじめられていたのもずっと我慢した。
「僕のやり残したことあと一個、今ここでやってもいい?」
「………駄目だ」
不意に、涼助の声に涙の色が滲んだ。
「どうして?」
「あと1個やり終わったら、お前成仏しちゃうんだろ?………もう二度と会えなくなっちゃうんだろ?せっかくもういじめられなくなって、響人とも一緒に3人で遊べて楽しかったのに………」
涼助の声があまりに悲痛で、僕を見る目があまりにまっすぐで、気を抜くと泣きそうになる。でも、今ここで泣いちゃいけない。僕は拳を握りしめ、口を開く。
「ごめんね。でも、生きてたってずっと一緒にいられる訳じゃないんだ。どっちかが絶対、先に死ぬんだよ。そのタイミングがずれちゃっただけだよ」
高校生だろうが大学生だろうが、人なんていつ死ぬかわからない。
「ずれただけって……早すぎるんだよ!せめて、大学ぐらいは一緒に行きたかったよ………」
「涼助。この状態が、いつまでも持つ訳じゃないんだ。今の涼助は、病院のベットで管に繋がれて眠ってるんだよ。涼助のお母さんとか、響人とかがそばにいて、いつ君が目覚めるのかってずっと心配してる。涼助の目が覚めた時には、もう僕はそばにいないんだ。そばにいられないんだ。だから最後ぐらい、僕のお願いを聞いてよ、涼助」
涼助が僕に対して言葉をぶつけるのと同じくらいの必死さで、僕は涼助に言葉をぶつける。本当は、こんなことを涼助には言いたくない。僕だって成仏なんてしたくないし、一緒にいたい。
「………わかった。なあ、雅貴のやり残したことって、何?」
涼助は納得してくれたのか、一呼吸おいて僕に聞いてきた。僕は声が震えそうになるのをなんとか堪えて、口を開く。
「…涼助。僕は、君のことが好きだ」
「……………は?」
涼助の目が、大きく見開かれた。
「これを言えないまま死んだのが、僕のやり残したこと。他の人に同性愛者であることを否定されたみたいに、涼助に嫌われるのが怖かったんだ。でも今はもう、失うものなんて何も無いから」
泣きそうな気持ちと緊張を誤魔化すために、明るい声で笑顔を向ける。
「なんだよ、それ」
数秒経ち、涼助はそう言った。
「そんな事かよ、やり残したことって」
僕に背を向けた涼助は、冷たくそう言い放った。やっぱり、そう簡単に受け入れてくれなかったか。当たり前だ。
「…………うん。そんな事だよ」
僕がそう言うと、涼助の肩がなにかハッとしたように揺れた。
「最後の最後まで困らせてごめんね、涼助。バイバイ」
僕は、涼助に背を向けて歩き出した。
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顔を上げると、僕は涼助の病室にいた。
「佐竹?どうだった?」
「響人……一応話せた、けど」
「けど?」
ああそうだ、響人にも別れの挨拶をしなくちゃいけないんだ。
「僕、もう成仏するみたい」
「そう、なのか……」
「本当に色々とありがとう。元気でね。……さようなら」
「うん、じゃあな」
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「あんな終わり方で良かったのか?」
「あんな終わり方って?」
「ほぼ喧嘩別れだろあれは」
成仏……は出来ず数週間。僕は神様と一緒に涼助の高校のそばの公園でベンチに座って話していた。
「別に、僕はそう思いませんけどね。言いたいことは言えたわけだし」
「やりたいこと全部やって成仏しろとは言ったけど、あの終わり方じゃ成仏させる気にはなれねえよ」
「そういうもんですかね?」
喧嘩別れとまではいかないが、スッキリしない別れであることは確かだ。でも、生まれ変わったら涼助のことだって忘れちゃうし。
「………死の気配がする」
「はい?」
しばし沈黙が流れ、神様が急にそんなことを呟いた。
「死の気配ってなんですか?」
「もうすぐ死にそうな奴がこの辺にいるみたいなんだよな」
「へえ。怪我とか病気で?」
「いや、違う」
神様は眉間にシワを寄せて、立ち上がった。
「………自殺だな」
「こんな昼間に?」
「自殺に時間は関係ないよ。しかも、和泉涼助の学校の方からだ」
なんだと。つまり、涼助の学校の誰かってことだよな。
「行くぞ」
「あ、はい」
神様が走り出したので、僕も慌てて着いて行った。
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「涼助!?」
「あー、まさかの本人だったか」
学校に向かうと、渡り廊下のふちに涼助が立っていた。その目は虚ろで、いつもの涼助のようなエネルギーはどこにも感じられない。
「止めるか?やろうと思えばできるけど」
「でも……」
涼助が死んだら、僕はまた涼助に会える。でも、涼助が今あそこにいるのはきっと僕のせいだ。僕が、涼助を困らせるようなことを言ったから。それに、死んでから会ったってちっとも嬉しくない。どうすればいいんだ。
「あ、止める必要なかったみたい」
「えっ?」
校舎から響人が走ってきて、涼助を引っ張って手すりから距離を取らせた。肩を掴んで何かを話すと、涼助も頷いた。ああ、良かった。
「じゃあ、本当の最後の挨拶してこい」
「え、どういうことですか」
「和泉涼助への、最後の挨拶。これがマジで最後だからな。今回は、後悔しないように」
神様は僕の目をしっかり見て、そう言った。
「ありがとうございます」
「よし、いってらっしゃい」
僕は強く背中を押され、気づくと渡り廊下の上にいた。校舎へと向かう涼助の背中に
「涼助」
と声をかける。
「えっ?」
慌てて振り向いた涼助は、信じられないというような顔をしていた。
「涼助なら、僕がいなくても大丈夫だよ。見えないところからずっと応援してる。こんな事を言ったらまた君は嫌がるかもしれないけど、………涼助。僕は君が好きだから」
好き、なんて本当は言うつもりじゃ無かったけど、最後だから言ってしまった。涼助は一瞬驚いた顔をしたけど、すぐ笑顔になって、
「こないだはひどいこと言ってごめん。俺もだよ、雅貴」
と言ってくれた。響人に連れていかれる涼助の後ろ姿を見ながら僕は、気づいたら大粒の涙を流していた。ありがとう、涼助。
昨年の9月頃に投稿した『ヒガンバナ』という小説の雅貴視点です。前回は響人視点と涼助視点で書きましたが、雅貴視点なので前回とは違う見方ができるかもしれません。おかげで前回のは5000文字ぐらいだったのに今回は7000文字超えました。我ながらびっくりです。
感想などあれば、ファンレターくださると嬉しいです。