実況者曲パロ【ぱーと3　今はいいんだよ。】

「…ん、朝か…」 はぁ、と小さくため息をつく。 ――目なんて覚めなければいいのに。 朝が怖くて、どうしようもなくて。 努力なんて向いてなくて。 得意なのは泣くことぐらいで。 こんな日常の狭間で、どうしろっていうんだよ ちょっとだけ、ほんの少し疲れただけだから。 どんどん遠のいていく星のように輝くキヨ達が、、しんどいだけだから。 「き、キヨ。」 〈んー？〉 言えないことだけが淡々と増えてって。 「あー…なんでもない(笑)」 枯れた向日葵の様にうつむく様になって。 明日さえ。明日さえ来なければ。 そしたら、、 「楽だよなぁ…はは、」 こんな空っぽな心が何故か痛むんだ。 「俺、なんでこんなとこに一人でいるんだろ、？」 今日がどうにも寂しくて、苦しくて こんな俺でも 君が。みんなが幸せになれるようにって願ってるから。 だから、そのままでいて。 「こんな我儘無いなぁ、、」 誰かが言ったんだ。 〈もう、強がらなくていいんだよ。〉 あれは、誰だっけ。 【背負いこまないで、つわはす君】 ねぇ、君は 『それだけでいいんだよ、だからさ』 〈【『今はいいんだよ』】〉 みんなが笑えるような、そんな実況を撮れるのなら。 俺には何も無いけど笑顔に出来るなら。 頬を静かに伝った涙と深く切れた心の傷だけ 夜は暖かくなるから。 みんなはみんなのままで。 ――――俺は、俺のままで…？ 〈つわはすくん、おいでよ〉 「キヨ、、？」 【つわはすくんはつわはすくんのままでいいんだよ。】 「レトさん、、」 『強がらなくていいんだよ、』 「ぴーぴー…」 ――――今日は、いいかな。 〈【『おいで――！』】〉 「ありがとう、、みんな…！」 今は、いいんだよ。