公開中
𝕻𝕽𝕺𝕷𝕺𝕲𝖀𝕰 前日譚
事の発端は至極単純な出来事でした
🌙視点???
こんな夢を見た
深い様で浅い
浅い様で深い
そんな夢
|水面《みなも》で揺蕩う様なその感覚は
何時まで経っても消える事は無かった
ふわりふわりと漂ううちに
コツン、と何かが身体に触れた
夢の割には現実味を帯びた感覚がした
少しだけ目を開けると
遠そうで近い
近そうで遠い所に
一筋の光が差し込んでいた
目一杯手を伸ばしても
届きそうで、届かない
そもそも手なんて伸ばしていないのかも知れない
そうしてるうちに
光の筋は段々と形を変えていった
終いには1つの発光する球体になり
あっという間に砕け散った
光の欠片は身体を包み
そうしてまた
深い様で浅い
浅い様で深い
そんな夢へと|誘《いざな》い出した
夢の方舟に身を委ね
視界は闇へと消えていった