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異世界の女王、現実世界へテレポート。#4
❁annzu❁
うう…一回書き終わってたのに、何故か無くなってた…
書き直しです。
それでは本編どうぞ。
「たぴおか?」
私は首を傾げる。ほのおづかとまいたきが一緒にたぴおかに行こうと言い出すのだ。
たぴおか…聞いた事が無い地名だ。
きっと此方の世界だけでの言葉なのだろう。
「うん!少し流行りは過ぎたけど、また行きたくなちゃった!ね!舞滝もでしょ⁉行こ!」
「行こ行こ〜」
まいたきとほのおづかがスキップで歩き出す。
私もスキップをして付いて行ったら、ほのおづかに大笑いされた。
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「着いた〜〜〜‼」
目の前に現れたのは、ピンクの外壁の店だった。
御洒落な商店街に目立って佇んでいた。
「お昼だから人少ないね!ラッキー!」
「タピオカなんて久しぶりだなあ」
二人はキラキラした目で店を見つめた。
「此処がたぴおかか?」
「ああ、たぴおかは飲み物だよ。ここはタピオカ屋さん」
(ややこしい言い方をするな)
すると、ほのおづかが店内に入り店員に、
「タピオカミルクティーのM3つ下さい〜あ、ペビタッピもお願いします!」
ほのおづかが此方に来いと手招きをされたので、私達は店内に入る。
店の中も真っピンクだった。だが私は意外とこういった場所が好きだ。
「それでは皆さんご一緒に〜ペピタッピ!」
店員はそう言ってストローをたぴおかにぶっ刺す。
「はい。これは笑真のね」
私はたぴおかを渡される。結構重い。
冷たくて、中には黒い粒がゴロゴロ入っている。
「飲んでみて」
私はストローに口を付ける。
そして、ミルクティーを吸っていく。ミルクティーは私が居た世界の物よりも迚も美味しかった。
黒い粒も口に入ってくる。もちもちとした食感で__
「大変美味だわ‼‼」
すると、二人がゲラゲラでは無く、ふふっと笑う。
「あはは!めっちゃ満面の笑み!」
(二人も満面の笑みではないか…)
「処で、”めっちゃ”とはどういう意味なの?」
「え…?」
はい。一回消えちゃったやつより短くなりました。
#5もお楽しみに!