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るぅとくんが記憶喪失になった話 #3
【莉犬side】
な「莉犬くん、るぅとくんとなんかあった?」
莉「あ…えっと…」
な「正直に話して」
なーくんが俺の目をまっすぐ見て言う。
これじゃ言うしかないじゃん…
莉「実は…るぅちゃん、俺のこと忘れちゃったんだ」
な「え?」
莉「昨日…病院に行ってね、・・・」
俺は昨日会ったことを話した。
話してる途中で、また涙が溢れてきた。
莉「それでッ…走って…出てッ…出てっちゃって…グス」
な「そっ…か…辛かったね…ッ」
気づけばなーくんも泣いていた。
な「俺が言うのも…ッ、なんだけどさ…グス
るぅとくんは、莉犬くんのこと…ぜっっっったい思い出してくれるよ!
だって、あんなに仲良かったから…完全に忘れてるはず無いよ、きっと!」
莉「なー…くん…グス
ありがとう」
な「落ち着いたら戻ろっか。」
莉「うん…」
《5分後》
莉「なーくん…ありがと…」
な「もう戻れる?」
莉「うん」
な「じゃ、戻ろっか!」
トテトテ
?「だーかーらー!僕は知りません!」
入った途端とても大きな声がした。
な「この声…」
莉「るぅ…ちゃん…?」
ジ「るぅちゃんほんまにどないしたん…?」
さ「知らないわけないだろ?」
る「知らないです…!」
なーくんは会話に参加していないころちゃんに近づき聞く。
な「何があったの?」
ころちゃんは戸惑いながら言う。
こ「さとみくんがるぅとくんに『この間の莉犬の曲よかったな』って言ったら…るぅとくんがし、知らないって言って…ずっとこんな感じで…」
莉「そっか…」
莉「ほんとに…覚えてないんだね…ボソッ」
な「莉犬くん?」
莉「ううん、なんでもない…」
俺はるぅちゃんに近づき、言う。
莉「るぅちゃん…」
る「!? 君…っ」
さ「どういうこと?」
莉「…ごめんね…?」
る「え…」
俺はるぅちゃんをまっすぐ見る。
気のせいかもだけど…るぅちゃんの顔色が悪い気がする…
莉「あ、あの…るぅちゃん…? 大丈夫?」
る「…はぃ…バタッ…」
その瞬間、るぅちゃんが倒れた。
なんかこのシリーズ文字数少ない
えへへ(・∀・)
じゃ、おつりあー