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朝起きたら魔法使いになってた件。(8)
なっつやっすみ
玲歌**「ああああああああ!!!!!」**
エナ『あぁもう、さっきからうるさいなぁ。手伝えるなら手伝うけど』
玲歌「宿題が終わらないのよ!!」
エナ『あとちょっとじゃん。莉南ちゃんたち呼んで勉強会したら?』
玲歌「たまにはいいこと言うじゃん、エナ!」
夏休みの宿題が終わらず、毎日発狂している。
電話で莉南ちゃんたちを呼んだ。
莉南「やっほ~!宿題手伝うよ☆」
心強い味方、莉南ちゃん。
…のとなりにいるのは、
???「あ、えっとっ…」
濃いピンクの髪をひとつの三つ編みにした、おとなしそうな女の子。
菜乃花「岡花つつじちゃんなのだ。夏休み明け、転校してくるのだ」
澄玲「せっかくだし、玲歌ちゃんとも仲良くなった方がいいかなーと思って!」
玲歌「へ~、そうなんだ。私は玲歌。よろしくね!」
つつじ「あっ、うん!よろしくねっ」
梨羅「玲歌ちゃんは宿題どのくらい終わった?」
玲歌「あと1こ。自分の使える魔法についてどう思いますかってやつ。」
莉南「あー、あれね。よくわからんよね」
澄玲「うん。この魔法が好きですとか書いとけばいいと思うんだけど」
自分の使える魔法についてどう思うかなんて…
考えたことすらない。
菜乃花「まあ、終わらせとけばいいのだ!」
私はみんなにアドバイスをもらいながら、文章を書き終えた。
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玲歌「ふー、やっと終わった!アイスでも買いにいこーっと」
エナ『気をつけてねー』