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両手いっぱいにxxを抱えて。
本当に頭の中で展開を想像しないでください。
ご飯を食べている最中には絶対に見ないでください。
このお話は可塑とは一切関係ありません。
私は担任の先生が大好き。
もちろん、恋愛的に。既婚者だろうと彼女持ちだろうと関係ない。
私が好きならそれで関係ない。
先生は独り身じゃないらしい。先生の裏の顔を知らない私は負けてる。
でも私は先生が触ったやつを手に入れることができる。学校にいるからね。生徒だけの特権。
例えば教卓、例えばチョーク、先生用の机…服とか?靴とか?あぁクラス内で育ててる観葉植物もあったね。これぜぇんぶ先生が触ってるやつ。家に行かなくても先生の私物みたいなものはたくさんある。
そういう面では私のほうが勝ってる。思いを素直に届けるのは大変。
今日はね、私すっごくイケナイ事だけど、胸がドキドキする事したの。
先生、今日皆の提出物見てて給食食べるのが遅かったのね。
そういう生徒思いのところもかっこいいのだけれど。
私は牛乳の清掃担当だったから、いちばん最後まで食べてた先生が飲み終わらないと私、仕事できないの。先生は私に気を使ってなるべく早く食べようとしてたみたいだけど
「時間なんて沢山ありますから先生もゆっくり飲んでくれていいですよ。」
って良い子ぶっちゃった。そしたら爽やかな顔で
「あ~ごめんね!ありがとう!」
って言ってくれたの!かっこよかった~!
先生が飲みきった後に、こっそり先生が使ったストローを持って帰ってきちゃったの。
今もそのストローでお茶飲んでる。牛乳にすればよかったかな。あ、もちろん洗ってないよ。
先生と間接キスしちゃったって事だよね!?わぁぁぁ!ほらね?あなたもドキドキしてきたでしょ!
明日は何を持ち帰ろうかな~
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私、先生の触ったものがなんでも欲しくなっちゃって、困っちゃった。
でもさすがにそれは盗人みたいになっちゃうから出来ないじゃん?
どうしようって悩んでる内に良いこと思いついちゃったの!
先生が触ったところを体内に吸収しちゃえば私と先生は一緒って事だよね。
だから、日直の日にそれ実行することにしたの。日直って最後まで残らないといけないから先生も途中でいなくなっちゃう。寂しいけど我慢して先生が触ったものをとりあえず探すことにしたの。
最初に目に入ったのは先生がさっきまで使ってた赤ペン。
多分、結構使ってたからグリップのところが黒ずんでた。ちょっと気持ち悪いなって思ったけど、先生が触ってたものだし、ほんの少しのためらいを避けて、それを口に近づけ…舐めた。
黒ずんでいても少しゴムっぽい味がした。決して美味しくはないけど。
でも、一舐しただけで胸が張り裂けそうにドキドキして、顔が赤くなってくのが自分でも理解できた。
なんだか、それがたまらなく美味しく思えてきて、一舐どころか二舐、三舐、ついには咥えることまでしちゃった。バレないようにハンカチで唾液で濡れたところを拭いて元あったところに戻した。
ペンだけじゃドキドキが治まらなかったから他のものも探してみた。
先生が普段座ってる椅子、机、先生が大事に育ててる観葉植物まで舐め尽くした。
椅子の布の部分が唾液で濡れちゃったからどうしようかと思ったけどなんとかなると思って放った。
全部完璧に拭き終わって一息ついた瞬間に先生が教室に入ってきたから良い子を演じて
「先生、日直の仕事終わりました。日誌、お願いします。」
って平然な顔で言った。先生が、私の舐めたペンを使ってるのが見えて心の底から湧き出るような感覚に襲われたけど自分を叱咤してなんとか乗り過ごした。こんなに刺激の強い1日を過ごしたのは初めてだな。次の日直のときもやろうっと。
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今日は2回目の日直…だけど全然気分が乗らない。
だって先生がついに結婚したんだって。私は独り身じゃないとは思ってたけどどうせ別れるからって安心してたのに。先生の左手の薬指で光る指輪を見ると心底憎たらしいと思ってしまう。
先生は私のものなのに。私|だけ《・・》のものなのに。
ちゃんとマーキングしておいたよね?先生のもの全部舐めて。
足りないの?私のものっていうのが足りなかった?
不意に先生の机が目に留まって、そこまでゆっくり歩を進めた。
先生は、結婚したら私のものじゃなくなるんですか。
私がこんなに愛しててもですか。
独り身じゃないと分かっていても近づく私は悪い子ですか。
先生は…私だけのもの。勘違いなんてさせない。
う゛…ッ おえ゛ええッ
両手にゲロを吐き出して、それが溢れる前に先生の机にぶちまけた。
苦しかったけど、愛ってそういうものだと割り切って教室を出た。
先生、今頃どうしてるかな。出張から帰ってきたら驚いてるかな。
日誌ファイルに書き留めた、日直担当は私の名じゃない。
私に不似合いなきったない字で別の男子の名前を書いた。
私じゃないよって思わせるために。良い子だよって振り向いてもらうために。
両手いっぱいに付着したゲロの残りを見て、ふと考える。
先生って、誰のものなのかなって。誰のものになったのかなって。
私は手についたゲロを舐めて、両手をすっかり綺麗にした。