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第20話 明王殲撃
光花は喜んでいた。自分の身体に忌々しい奴から搾り取った魔力を感じる。
そしてその魔力供給源は首を落として稼働しなくしたのだ。
光「ふふふ…マルノ〜生意気な口聞いてる割に何もしないじゃない〜」
マ「…殺せ。勝機はなくした…」
マルノは跪き、手を垂らしたまま頸を前に差し出した。
マ「やるなら…姉ちゃんと同じ死に方をしたい。」
早「…マルノさん!!辞めて!!」
光花は早苗には目もくれず、十字架を振り上げる。
光「さよなら!!私の人生の絞り粕ども!!」
魔「思い付き『ゴールデンスプラッシュ』!!」
ドババッ カキィン
そう、魔理沙は水魔法で十字架をはじきとばしたのだ!!
魔「へへへ…私に水魔法が向いてるって言ったの誰だっけな…お陰で助けられたぜ。」
光「そうね…あんたかわいそーね。慣れない星魔法押し付けられてんでしょ。ばっかみたい。」
魔理沙は少し苛ついた顔を見せるも、すぐ食いとどまり不敵な笑みを浮かべる。
魔「まあ、待っとけよ。」
光「何をよ。」
魔「お前の体が崩壊するまでな。」
突如光花の身体がドロドロに溶け始める!!
光「あァ゛…!?なンデ…!!??」
魔「呪志さんは死ぬ前にこう古代文字で言ってたんだよ!`**私の魔力を奪えば身体を魔力が食い荒らす**`ってな!!」
誰もが知らなかった新事実。
呪志のため続けた怨嗟はついに光花を捉えたのだ!!
魔「ちょっと時間稼ぎできただけでこのザマだ!!お前の体も魔力ももうボロボロだろ!?そのままドロドロに溶けて無くなれば死ぬだろ!」
**光「…う゛ル゛さ゛イ゛!!!」**
光花は溶けている足を踏み出し、崩れながらもマルノに向かう。
**光「マ゛リ゛ョ゛ク゛…ヨ゛コ゛セ゛!!!!!!!」**
早「マルノさん!!受け取って!!」
マルノがしっかりと受け取ったのは「諏訪子のミシャグジエキス〜オンバシラの使い〜」と書かれた瓶。
早「それを飲めば、一時的に全回復!!魔力も最大限まで引き出されます!!」
クイッ ゴクッ
**肉「モ゛ウ゛ミ゛ン゛ナ゛ト゛イ゛ッ゛シ゛ョ゛ヨ゛ォ゛ォ゛!!!!」**
早苗を腕で殴り飛ばし、魔理沙を踏みつけ、マルノに一直線に向かう光花だったもの。
だが、今のマルノが肉塊如きに負けるわけがなかったのだ。
「皆と一緒だなんて…とっくの昔に叶ってたさ…それを…**壊したのはッ!!**」
その時、彼の後ろには不動明王でも見えるほどの覇気が溢れ出ていたと後に早苗や魔理沙は語った。
**マ「お前だろうがよ!!!!!!」**
--- **一 電 風 天** ---
--- **撃 光 林 下** ---
--- **必 石 火 無** ---
--- **殺 火 山 双** ---
**肉「ア゛ン゛タ゛ナ゛ン゛カ゛ニ゛ィ゛ィ゛ィ゛!!!」**
マ「…地獄でやってろ」
--- *`**明 王 殲 撃**`* ---
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マ「…ゲボッ!!おゔぇ…」
魔「え!!吐血しちまったぜ!?」
早「おそらく、自分の体の出力を超えた技を使ったキャパオーバーです。しばらく寝てれば治りますよ。」
魔「そうか…じゃあ扉の向こうへ行くか。」
🚪<ガチャリ
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???「…ルノ…マルノ…」
マ「…誰…?」
呪「…私よ。呪志よ。」
そこには透けた呪志がいた。
マ「姉ちゃん…」
呪「ふふふ…こういうときこそ、修行してて良かったって感じるわ。」
マ「姉ちゃん…ごめんなさい…助けられなくて…!!過去から逃げてごめんなさい…!!」
呪「…マルノ。あんたは良い子。だからもう神社とかに縛られないで、好きな道を行って。」
マ「姉ちゃん…」
呪「だいじょーぶ!!私の弟!!あんたを信じてる!!」
マ「姉ちゃん…!!わぁ゙ぁ゙ぁ゙ん!!もっと甘えたかったよぉ゙!!もっとぉ゙!!一緒にさぁ゙!!過ごしたかったぁ゙!!悲しいよぉ゙…死なないでよぉ゙…!!」
呪「ふふふ…私が逝くまでいくらでも付き合ってあげるわ…いくらでも泣きなさい…私以外は誰も観ていないわ。」
マ「うわぁ゙ぁ゙ぁ゙…」
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早「マルノさん…泣いてる。」
魔「寝かしといてやろうぜ。さて…こいしたちはどんなもんかな…」
明王殲撃
マルノの最終奥義。
全部の呪力を相手の体全体に叩き込み、最後に腹の中で呪力を放出する系の技を使えば相手の体のなかで放出の連鎖が起こり、相手は爆散する。反動で一定時間呪力が使えなくなる+体にめちゃくちゃ負担がかかるも、リターンがかなり大きい。