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簡易契約の死神ちゃん 第二話:死神ちゃん
?「_、______あ、来たな」ふわりと窓から飛び降りる。少女は仕事に向かう。ある男児が見えた。
今回はめっちゃ長いです!全部よんでね⭐️
「琉斗!おい、琉斗!」「りゅーちゃん、しっかり!」
さっきからそう叫ぶのは、(前)青山スバル、(後)桃縄花枝。
琉斗というのは、俺、白金琉斗。学校でも有名な遅刻常習犯だ。
てゆーかこいつら、何でさっきから叫んでんだ?
聞こうとした時、体に激痛が走った。
「っっ!?ウウウッっっっ」声にならないうめき声が出てくる。
必死の思いで視線を上げると…血?赤黒くて鉄臭い液体が見える。これってまさか…
(俺…死んでんの?)
意識が薄れる______
?「____…ーい。おーい。」
「…」
?「おーーーーーーーーーい!!」
琉「わっっっっっ!なんだよ!」
ガバッと起き上がる。反射的に辺りを見回した。
なんだここ。見たことない。
洗練された家具や、綺麗な花。見たことのない文様のタスペトリーが飾られている。
俺の寝てたベッドも不思議な色をしている。
そして、隣には、知らない女子がいる。その女子は唐突に話し出した。
「よかったぁ。やっと起きたよ。“逝く”人自身の内面意識がなきゃ、仕事の意味ないもん。」
…?逝く?内面意識?なんだそれ。
「あのさ、ここがどこで、お前が誰なのか先に教えてくんない?」
先にそう聞いておく。
「あっ言ってなかったけー?なら、じゃあ自己紹介ねっ」
と返す。コイツ、花枝に似てるな。
「私は死神ちゃん。その名の通り、死神だよ。死んだ人をあの世に連れてくのが仕事。
ここは、三途の川ならぬ三途の家。ここで死んだ人の内面意識…まぁ、精神が戻るまで待機して、その後三途の川に向かうの。」
超スピードで説明された。が、俺の脳が追いついていない。
「え?死神?三途の…って、やっぱり俺、死んでるのか?だけど生きて…は、内面意識?は?」
理解しようとすればするほどこんがらがる。
「ふふっ。簡単に言うと、貴方は死んで、私が迎えに来たって訳。」
「…は!?じゃあ、どうするんだよ!戻れないよな!?」思わず叫ぶ。
「あったりまえじゃん。死んだんだから。」
「マジかヨォ…」
へたっと座り込む。
そんな俺を、彼女が…死神ちゃんがまじまじと見る。そして、思い切ったかのように口を開いた。
「ねぇ、君、幽霊って興味ある?」
「へっ?」
「だーかーらー、興味ある?って聞いてんの。」
幽霊…まぁ、なくもない。「それなりにね。ガチ勢じゃないけど」
「ふーん…」観察するようにもう一度俺を見てから死神ちゃんは、
「君、ここから出たい?」「勿論!」即答。「ならさ」
「七不思議、解いてよ。君の学校の。」
「な…七不思議?なんでそれが…」
「簡易契約だよ。『以後、白金琉斗は、1年間死人認識を遅らせるとし、代償として七不思議を解決する。』これでいい?」
なんだよ、それ。でも…
「生きるため…なら。詳しく聞かせろ」
俺は、簡易契約を結んだ。
琉斗が簡易契約を結んだよー!次は七不思議の説明!次も見てね!