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第十一話 力
司「桜!俺、桜のことが好きだ!」
意味が分かたなかった。
恨まれていると思ったから。
でも、やっぱり、私も
桜「私も……司のこと、好き……です……。」
司「うへっ!?マジで!?」
桜「えぇ!?あの時の告白、覚えてないの!?」
司「あ、あはは……。」
桜「やっぱり、司は司だね……。」
幼稚で、明るくて、元気で、優しくて、強くて。
そんな司に私はほれたんだ。
司「あぁ~。つまり、つ、付き合っていいってこと!?」
桜「う、うん……?」
司「何で、疑問系なの?」
桜「な、な、なんとなく。」
桜と司は顔を真っ赤にする。
桜は俯き、司は空を見上げた。
桜「……。」
司「……気まずいな……。」
桜「……司、夏休みの宿題終わった?」
司「それは禁句だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
桜はクスリと笑う。
良かった。
司がいなきゃ、一生あのままだったかも。
桜「ありがとう!司!」
司「おう!桜も元気になってよかったぜ!」
桜「?」
司「だって、桜、最近、ありがとうじゃなくて、ごめんねばっか言ってたじゃん。」
桜「そう?」
司「とにかく、元気になってよかった!」
司は笑う。
私もつられて笑う。
司には、人を元気づける力があると私は思った。
いよいよ、九月。
修学旅行!楽しみだな!
これが完結したら、次の書きます!最近、これしか進めてなくてすんません。
(見てないだろうけど)