公開中
前世は何もできなかったので転生先では自由で有意義に過ごしていきたいと思います。 #1 転生
枝垂柳
突然だけど僕は死んだ…そして一面真っ白な所を歩いている
自己紹介が遅れたね僕の名前は|魂再朱廻《こんさいあかね》15歳よく容姿と名前で女って間違われるけど男だ、持病で体が生まれつき弱くてあんまり外に出られないことがほとんどなんだ…でも天国は健康でいれて自由できっといい所だよね。
(自分の足で歩けてる…嬉しい)と思っているうちに大きな神殿のような場所に着いた、近づいてみるとすごい広く柱一本一本が彫り込まれている、見入っていると背後から声をかけられた。
「お………み……おい……み………おい君!」
「ふぇあう!?」
と僕は驚き振り返った、するとそこにはThe神様!みたいな見た目のお爺さんがいた。
「あなたは…?」
「わしは、見ての通り神じゃ!…って言うのも変じゃな、とこで君ここで何をしておったんじゃ?」
「えっと、気づいたらここにいて…」
「ほう…」
お爺さん改め神様は少し考えて思い出したかのように僕に言った。
「そうじゃ!君は選ばれたんじゃ!」
「え?何に?」
「転生じゃよ、転生…まぁ、転生するかは君次第じゃが」
「転生……そこってずっと健康にいられるの?」
「あぁ、ずっと健康じゃぞ」
「じゃあ転生したいな」
「おぉ!するのか、わかった…でも…」
「…でも?」
「でも、転生先の異世界はモンスターがおったりする、だから命の保障はできん…それでもいいか?」
僕は少し悩んだ…でも健康に生きれるんだったら断る必要ないよね「はい!大丈夫です!」と答えた。
「そうか、では君に“スキル”をやろう」
「“スキル”?“スキル”って…あのすごい奴!?」
「そうじゃ、そのすごいのじゃ」
「やったー!…その“スキル”ってどんなのかはわかるの?」
「いや、わしにも君が転生するまでわからん、だからハズレの可能性もある」
「そうなのか…」
「でも心配するな!わしの神様パワーで出来るだけ良いものになるようにする!だから安心して過ごすのじゃ!」
「わかった」
その後しばらく話していると「おや、話をしてるうちに門が開いたようじゃな」と神様が言った
「あれが…僕が転生する世界……」
「やっぱり心配か?」
「いや!大丈夫!」
「そうか、では行ってこい!」
「はい!ありがとね、神様!」
そうして僕は転生の門を潜った……
「ありがとうか…嬉しいのう…」
---
「…あれ?ここは…?」
目が覚めると自然がいっぱいある場所に居た
「そうか…僕、転生したんだっけ…」
僕は起き上がって周りを見渡した
「ここは森か…あ!“スキル”ってなんだろう…えっと神様はイメージすれば見れるって言ってたけど…」
イメージしてみると頭の中にゲームのステータスみたいなのが浮かんできた
《スキル:|知恵の書《メティス》 能力:この世界の法則・理を記憶しており、必要な時に提示してくれる》
「|知恵の書《メティス》か…なるほど、これからの心配なくなるね、よかった」
〈あー、あー、聞こえるか?〉
「え!?神様の声!?」
〈その様子は聞こえてるようじゃな、言い忘れてたことがあったから伝えるぞ〉
「は、はい」
〈オマケしといたぞ〉
「え?」
〈そこの世界は“魔力”と言うもので満ちておる、魔法を使うためにもその“魔力”が必要になる…これは教えたな?〉
「うん、教えてもらったよ?」
〈その“魔力”は生まれた時から人体に一定量あるんじゃ〉
「じゃあ僕にもあるってこと?」
〈そうじゃ、その“魔力”を君には常人より桁外れに多く入れておいた、まぁ、有効活用する事じゃな〉
「じゃあ魔法いっぱい使えるってことか!」
〈ほんとに使い所は考えるんじゃぞ、それじゃあ異世界ライフを楽しんでこい〉
そう言って神様との話は終わった。
この後あんな事が起こるなんて考えもしなかった…
どうも!枝垂柳です。
私、初めて小説書いたんですけどいかがでしたか?
変なとことか所々あるんですが温かい目で見てくれると幸いです
今後もこの『前世は何もできなかったので転生先では自由で有意義に過ごしていきたいと思います。』を書いていこうと思うんですが、何かアドバイスとかあったらコメントお願いします。あと感想もあれば是非書いてください。