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VOISINGの最年少は嫌われたいです 𝟙𝕤𝕥
「 … そう ですか 、 ありがとうございます 。 」
此処は病院。
私 は すたぽら の メンバー で あり 、 VOISING の 最年少 。
因み に 、 私 が 病院 に 来て いる の は メンバー に は 全く 言って 居ない 。
なんで 来てる のか って ?
それ は 今 は まだ 内緒 ね 。
秘密 に してる けど 、 きっと ないこ くん は 気付いて いる よね 。
…だって 、 後ろ に いるん だから 。
「 … ないこ くん 、 気付いて るよ 。 」
黒い 帽子 を 深く かぶって 、 目立たない よう に 電柱 に 隠れて た 、 ないこ くん は 、 苦笑い で 陰 から 出て きた 。
「 あちゃぁ ~ 、 やっぱ バレちゃう かぁ ~ … w 」
「 当たり前 でしょ 、 何年 一緒 に いる と 思ってんの 。 」
「 幼稚園 の ころ から でしょ 、 そんな 冷たい 言い方 しないで よ ~ 。 」
ないこ くん は いつも の ように ふにゃっ と 笑った 。
「 ストーカー された んだから その くらい 言わせて よね 。 」
「 まぁ いいや 、 どうせ 見つかった んだし 、 一緒に 帰ろ ? 」
ないこ くん は 手 を 差し伸べて くる 。
「 … 私 、 彩花 の ところ 行く から 。 遅く なる 。 」
「 わかった 、 言っとく ね ~ 」( ひら 〃
ないこ くん は 、 ひら 〃 と 手 を 降る と 、 てく 〃 と 歩いて いった 。
「 … っはぁ 、 」
私 は 、 ひとつ 溜め息 を つく と 、彩花 の 家 に 向かって 歩き出した 。