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惚れ薬飲んじゃった潔に付き纏われる玲王の話 6
※潔が惚れ薬飲んでる
※♡多め
※ 展開が雑&文章が下手
〜数日後〜
潔が元に戻りドイツ棟へと帰っていった後、玲王は潔のことを避けていた。
潔を好きな気持ちが、もう隠せそうにないことに気づいたからだ。
嘘がつけない訳じゃない。
今までだって散々騙してきた。
相手潔も、自分俺も。
今後も、今までと同じように「潔世一の友達」として振る舞えば、「友達」としてずっと潔のそばにいられるのだろう。
でも、それはもう、俺が耐えられない。
好きな人を想う
潔の熱帯びた視線、
蕩けた表情、
惜しげなくくっつけられる柔らかな肌。
一度でもあの潔を知ってしまったら、
「潔に想われたい」気持ちがどんどん大きくなって、重くなって、
今までのように隠そうとしても、
その重さで俺が潰されてしまう。
潔とずっと一緒にいたい。
ずっと一緒に、2人で笑い合いたい。
そのためにも、今の俺じゃ一緒にはいられない。
ふとした時にこの気持ちが溢れて、潔に知られてしまったら、
きっと潔を困らせる。
潔の邪魔になる。
そうしたら、もう、潔の「友達」ではいられなくなる。
そんなの絶対に嫌だ。