公開中
女子生徒A 第九話
林沢レオ
私はそれから銃を毎日磨き上げた。それからビデオカメラも購入した。
あとは彼にお願いをするだけである。拳銃に映り込む私の顔は希望に満ちていた。
とても地獄に行く人間とは思えないように、希望に満ちていた。
---
放課後、乾と校舎裏で待ち合わせた。
私は担任である中村に大病の妹を嘲笑われ、復讐をしたいから中村が盗撮したように濡れ衣を着せて欲しい、と頼んだ。
本当はその写真を脅しのネタとして出そうと思った。
彼はニヤニヤしながら引き受けた。写真は彼のスマホで撮ることになった。
彼は馬鹿なんだなぁと心の中で呟いた。
---
私は女子トイレの中で制服から体操着に着替えた。
彼はその様子をドアの上から撮影した。シャッター音がうるさく若干心配だった。
無事に写真を撮り終わった。不思議と不快と感じなかった。
---
私は乾と一緒に帰ることにした。河川敷から降りて話をしようと言った。
私は本題を持ちかけた。
彼は怒鳴りながら私の腹を殴ってきた。痛い。
私がそれで死んだらお前が殺したことになる、そんな大声出していると道を歩いている人、釣りをしている人、テニスの練習をしている人にバレると伝えた。
彼は次第に冷静になり、泣き出した。
私はお願い事を伝え、メールを繋ぎ家路についた。