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神々の試作品
ぐだぐだなのはごめんなさい
ピピピ、ピピピ
リズミカルに音を刻む目覚まし時計。
うるさい。とにかくうるさいのだ。
「あ“ー…ねむ」
モゾモゾしながらゆっくりと起きる。
突然だが、
私は我ながら顔はいい方だと思う。
別に、自慢がしたいわけでもない。
世の中、大体顔なのだ。
さて、
顔を洗い終わり、朝ごはんを作りに行こうとキッチンに行こうとしていた時だ。
作る、と言ってもレンチンだが。
『電話、電話だヨ。電話、電話だy』
最悪だ…
「…もしもし」
上司「あー、繋がった?朝から悪いんだけどさー。うちの会社人手余りすぎてさ、どんどんサヨナラしちゃってるんだよね」
は??
いや、説明不足すぎない?
「…はぁ。要するになんでしょうか」
上司「これだから最近の若者ってもんは…要するにさー、
君、クビね?」
「は?」
やばい、衝撃すぎて素が出た。
「いや、なんでも急すぎませんか?もっとこう、ちゃんとした理由がないと…」
上司「いやいや、もう決定事項だしサ」
上司「じゃあねー、“神崎 藍“ さん」
プー、プー、プー、
「は????」
「はあああああああ!?」
ぐっだぐだ!!