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部屋に響くのは1つの音だけ…
僕の名前は|氷室《ひむろ》 |要《かなめ》って言う。
僕はいつも家にいる。
学校になんで行かないんだろうって思ったでしょ!
学校なんてつまらないし怖い…だからかな!
でも家にいるから楽しい!っていうのとはちょっと違う。
どちらかというと家もつまらないし怖い。
自分の部屋の外から親の怒鳴り声や、夫婦喧嘩も聞こえてくる。
だから僕はいつ部屋にいる₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋₋
母 「なんでずっと部屋にいるの!暇なんだから家事しとけよ!」
父 「その前に学校に行ってもらう…変な噂が流れてるからな…」
母 「もうどうでもいいじゃん!家事やらせようよ!」
父 「いや…~~~~~~~~ーーーー~~~。」
母 「~!~~~~~~~~ーーー…」
まただよ…また夫婦喧嘩してる…前は仲よかったのに…
あ…‥今回の喧嘩は僕のせいだ…ああああああああああああああああ!
まただ…また…!僕のせいで…!
僕 「腕…切ろっかな…」
--- 要はカッターを取り出した ---
ザシュ…グサッザシィグシャザシュグシャグサグサ…
気持ちいな…この血の色がまたいい…!ハハッ…ハハハッ!
…僕はやめなきゃいけないのは分かっていてもやめることができなかった
僕 「ぁ…‥ぇ……」
急に体に力がはいらなくなった
僕 (は…え!なんで…もしかしてだけど‥…失血!ヤバい…死にたくない…)
『時すでに遅し』僕はもう…死ぬのが分かった
僕 (ハハッ…僕死ぬんだな…どうでも…いい…ゃ…)
--- 僕、氷室要は死んだ ---
--- でも僕が死んだことに両親が気づいたのは一年後だった ---
--- 両親が言うのは『いつも部屋の中にいるし、時々見かけるから大丈夫だと思った』… ---
--- 僕は愛されてなかったんだなぁ…‥ ---
--- こんな親のもとに生まれたくなかった ---
--- こんな親の…血を引きたくなかった ---
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失敗作☆