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【依頼】要は黒猫探せと言うことだ
ネア「えぇ…クラウン通りの名店は、レストラン パーティーズでしょ!」
ユウ「それは、俺達がよく行ってるだけじゃないのか?」
買い物から帰ってきたユウが言う
ネア「あ、ユウ。ねぇでも見てよ〜!」
ネアはデジタルネオンシティ案内パンフレットというのを見せてきた。
ユウ「まぁ…それはさておき、買い物行ってきたから荷物置いといてよ」
ここは何でも屋 スターアタックアイズ。
クラウン裏通りでちょっと有名な店である。
アオ「お、ちょうどいい。依頼が来てたんだ」
薄暗い自分の部屋から顔を出し、アオが言う
ネア「久しぶりに依頼が来た!やった〜!」
ユウ「はぁ…ネア、ちょっと落ち着いてよ!で、アオ。依頼の内容は?」
ネア「そうだな…玄関で話すのもあれだし、俺の部屋に来てくれ」
2人はアオの言う通り部屋に行き、薄暗い部屋の中で唯一目立っているアオのパソコンの前に集まった。
アオ「これだ。この依頼書、文は読みにくいんだが…」
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依頼書
名前(匿名や偽名でも可):エル
依頼:私のミントちゃんを探してください
内容:ミントちゃんは黒猫で、ミントとピンク色をしています。
散歩をしている時に目を離したら居なくなってしまいました。
どうか、探して下さい!
電話番号、住所:✕✕✕✕‐✕✕✕✕✕✕✕✕
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ユウ「黒猫なのにミントとピンク色?」
アオ「色々文はおかしいけど、要は黒猫探せと言うことだ」
ネア「へぇ〜…まずその依頼者に会ってみようよ!」
アオ「ネアの言う通りだ。電話をかけてみよう」
プルルルルル…
ガチャ
[エル]はい…もしもし…ネピアです。
アオ「もしもし。俺は何でも屋 スターアタックアイズのアオだ。依頼について聞きたいことが…」
[エル]あ、えっ!あのミントちゃんを探してくれるんですか!
依頼者は涙ぐんでいるような声で喋っている。
アオ「あぁ。だが、聞きたいことがあって…」
[エル]はい?
アオ「その、ミント…ちゃんの見た目についてだ。文だけでは見た目が良く分からなくてね」
ユウ「__そんな文が読みにくかったってはっきり言って良いの…失礼…__」
ネア「アオがちゃん付けするの珍しいね〜」
[エル]あぁ…はい。すみません…その時ミントちゃんが居なくなったのがショックで…
[エル]で、ミントちゃんの見た目なんですけど…黒猫なので毛は黒色です。耳や肉球はピンク色なんですけど、珍しい子で目がミント色なんです。そして、色に合わせて首輪もピンクとミント色です。
[エル]あっ…後、居なくなった場所は第2保護地区です。
アオ「そうなのか…ありがとう。それでは」
[エル]はい!よろしくお願いします。
ガチャ
アオ「だそうだ」
ネア「じゃ、早速探す?」
ユウ「別にこの後、用事はないもんな。早く見つけてあげようよ」
ネア「じゃあ、手分けして探そ!第2保護地区は保護地区の中で一番広いし」
アオ「そうだな。それが一番効率的だ」
ネア「じゃあ…何でも屋 スターアタックアイズ、レッツゴ〜!」
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第2保護地区にて…
第2保護地区は他の保護地区に比べて大きく、小動物や、植物、虫がいる地区だ。
ネアがいる遊歩道は人気スポットである。
ネア「なかなかいないよ〜」
もう1時間は探しているがなかなか見つからない。
ネア「疲れた…」
ネアはそう言い、大きい木に腰をかけた。
スマホを見るとアオやユウも見つからないと言っている。
はぁ…とため息をつき、ふと上を見た。
ネア「あれ?この猫…」
木の上に、黒猫がネアを見下ろしていた。
耳はピンク色、そして目がミント色だった。
首輪は薄汚れていたが、ピンクとミント色の可愛らしいのを着けている。
ネア「ミントちゃん?」
ミント「にゃぁ〜」
ミントはそう鳴くと、ネアの頭の上にきのみを落としてきた。
ミント「にゃ!」
ミントは木の上をつたい、きのみを落としていく。
それは道しるべのように見えた。
ネア「痛っ!ってみんなに伝えなきゃ」
ネアはスマホを取り出し、ミントが見つかった事を伝え、ミントを追うために走り出した。
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ネア「ま、待って!」
ミントは急に木の上から降り、遊歩道から外れた茂みの中に入っていった。
ネア「なんで…ここに入ったんだろう?」
ユウ「知らねぇよ」
後ろから急に現れるユウ。
そしてアオと、依頼者のエルさんもいた。
ネア「ユウ!?来るの速いし、驚かせないでよ!」
ユウ「ごめんw…で、あれがミント?」
エル「はい!」
アオ「…早く行くぞ。見失ったら面倒くさい事になるからな」
ネア「そうだね!行こ〜」
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ミントを追って数分、地面に大きな洞窟があるのに気がついた。
その洞窟の先は暗くて良く見えないが、水に光が反射したような気がした。
おそらく、湖があるのだろう。
ミントはその洞窟の中に入っていく
ネア「わぁ…凄い洞窟だけど」
エル「こんな所、ミントちゃんと来たことありませんし…」
ユウ「おい!ミントが洞窟に入っていくぞ!」
ミントを追うと共に洞窟に入っていくと
水に小さい木船が2艘浮いていた
そこにミントは乗っており、漕いでほしそうに4人を見つめていた
アオ「漕ぐのか…?」
4人は2人ずつ船に乗り、薄暗い洞窟の中を進んでいった。
ネア「なんか、アオの部屋みたい〜」
アオ「…うるさいな」
ユウ「喧嘩すんなって」
アオ「別に喧嘩はしてない」
エル「…3人とも仲がいいんですね!」
ネア「うん!まぁ昔から何でも屋をやっている仲だもんね〜」
ユウ「そうだな!」
アオ「…あぁ」
そう雑談をしながら数分漕ぐと目の前に明るい光が差し込んできた。
ネア「凄い…綺麗だね!」
洞窟の上が空いていて、太陽の光が差し込んでいる。
その光に反射して、水面と水の中にあるカラフルで透き通るような綺麗な宝石が光っている。
宝石のせいなのか、水面はカラフルに輝いていて、薄暗い洞窟からこんな景色が見られるとは思わないほどの絶景だった。
ユウ「すっげぇ!」
アオ「…もしかしてミント…ちゃんはこれを見せたかったのでは?」
エル「ミント?そうなの?」
ミント「にゃ!」
ミントはそう!と言うように返事をした。
エル「…ミント、そうだったらネアさんみたいに連れて行ってくれれば良かったのに…」
エルは涙を流しミントを抱きしめた。
エル「本当に見つからないかと思ったんだから!ミント!」
ミント「にゃあ」
ネア「…これにて依頼解決だね!」
エルとミントは素晴らしい景色に囲まれながら涙を流し、再会を喜んでいた。
ちなみに[名前]の場合は実際にここに居ない人が喋ってる時で
(例 電話や動画内の人物、機械が喋ってる)
名前「」の場合はここにいる人が喋ってます。