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アイドルを目指す女の子の話 3話
お久しぶりです、離愛です。
投稿できずすみません!
「まずは顔写真だよね!ママー写真撮ってー!!」
ママの写真を何枚か撮ってもらう。顔写真と言ったけれど、全身の写真も必要みたいだ。
「可愛く撮れたわよ」
「ほんと!?見せて見せてっ」
一番可愛き写ってる写真を選ばなくちゃ!と気合い十分なあたしを見て、ママは苦笑いを浮かべる。
「はいはい、どれがいいかしら?」
撮ってもらった写真を見比べて、うーんと唸る。
どれも可愛すぎて選べない…!…と言うのは冗談にして。
わからない時は、人に聞くに限る。
「パパ、どれが1番可愛いと思う?」
お酒を飲みながらテレビを見ているパパに聞いた。
パパはほんのり赤い顔をして写真を見る。やがて、1枚の写真を指差した。
「これだな!」
「だよね、あたしもそう思ってた!」
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翌日、あたしは印刷した顔写真を履歴書に貼り付け(ママがやってくれた)、それを入れた封筒片手に郵便局に向かった。
ポストの前で「合格しますように…!」と祈りながら、それを入れる。
何度も振り返りながらあたしは家に帰った。
結果が返ってくるのは1ヶ月後。不安と期待で胸が高鳴っていた__。
主人公の一人称忘れました…。