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Area player 6話
いつの間に後ろにいたんだ…
「はい…そうですけど…」
「ついて来てください。あと,知らない人についていかないってママに言われたんかもしれないですけど,今はいいですからね。」
舐めてるな…
あっ…
俺はついていく,舐めてると思った時に殺気というか気配を『消した』からだ。
捕食者は獲物に見つからないように気配を消す。それと同じ感じだった,俺でも気づいたのはあえて気付きやすいようにしたんだろう。
やばいな…
そのまま無口で進んで行く。さらさらと水の音がする。近くに川が流れているな。
ももの花びらを踏んで進む。ほんとに会話が始まらない…
「じゃあ何か面白いこと言ってくださいよ。」
ほんとにここは心を読むやつが多い…
「つきましたよ。」
そこにはボロアパートがあった。幽霊が出そうなぐらいボロい…
ガチャンと戸が開く音がした。
「神さん,連れてきましたよ」
「おっ きたか」
とおかえりも無しに声が聞こえた
フッ
一瞬風の音が聞こえた…
「よっ」
初対面だというのに馴れ馴れしい声が聞こえた
「お前が魍となつめの子の魄か。」
いつの間に目の前に長くて白い髪の凄く小柄な女がいた。
ん? なに? 前話に出てきた筋骨の意味がわからない? 筋骨とは人の臓器のように曲がりくねった道のことらしいです そのままググるより地図検索した方がいいと思う