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幼馴染同士の青春物語
蒼空の過去中編です
蒼空「薫の家久しぶりに来た〜」
薫「お互い忙しくてもう3ヶ月は来てなかったもんね、」
薫母「あら薫お友達?.....勉強でもするの?」
薫「んっ...ま、まぁそんな感じ...」
薫母「そう。ちゃんとするのよ」
薫「分かってるって...」
薫「蒼空、俺の部屋で話そ」
蒼空「う、うん!」
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蒼空(薫...良いなぁ...良い家に恵まれて...)
薫「あ、オレンジジュースで良い?」
蒼空「うん、良いよ」
薫「ふぅ....それで、蒼空の家庭ってどんな感じ?」
蒼空「ん〜...一言で言ったら最悪?」
蒼空「お父さんは酒カスだし暴力振るうし...お母さんはそれに依存するし...」
薫「結構複雑だね...」
蒼空「そうなんだよね〜...」
蒼空「あ〜あ、なんであんな家に生まれてきたんだろ僕...」
薫「んー....なんか相談所とかあるじゃん?そこ行ってみたら?」
蒼空「......確かに」
薫「えっ、もしかして頭に浮かんでなかった!?」
蒼空「学校とバイト以外外出禁止でさ〜、なんなら今日の遊びもこっそり抜け出して来たし...」
薫「えっ、それは厳しい...」
蒼空「だからこれがラストチャンスかもしれない...」
薫「そ、そうなったら俺も困るよ!今から行こ!」
蒼空「...!そうだね...!行こ!」