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【伝えれないこの想い】1話 居眠り
わかめスープ
キラを捕まえるべくL達が捜査をしている場所、捜査本部。現在真夜中2時。そこには鎖で右手と左手が鎖で繋がれた2人の男の姿があった。
ジャラ
静かな捜査本部に、1つの鎖の音がなった。
「…すまない竜崎」
月の右手に繋がれている鎖が、落としてしまった資料を拾おうとするとピンと張った。
「いえ大丈夫です」
相手の顔も見ずただ目の前にあるパソコンを見ながら淡々と答える。「ですが…」と話を続ける。
「最近月くん元気ありませんね。どうしたんですか?」
月にはその質問がまるで煽りのように聞こえた。
「…お前一体いつ寝てるんだ?」
賢い竜崎には、月の言いたいことが伝わったのだろう。2人は繋がっているため、片方が動こうとしても片方が動かなければ動けない。
「すみません。私は今ヨツバの7人の行動を監視しておりますので、あいにく数秒も目を離せないんですよ」
「ああ。そうだな...」
月はもう半ば諦めていた。なぜならトイレに行くとき以外、椅子から立つことができない。いや、立たさせてくれないのだ。その状況が3日も続くとなれば、諦めるしかないだろう。お風呂にも入っていない。ひたすら監視や資料を見ておくか、机に突っ伏して寝るしかないのだ。月はもう限界なのに、竜崎ときたらまったく変化がない。眠気が襲っている気配もないし、自分のように、腰にも限界がきている様子もない。まったく、どうしたものか。
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「月くんこれー…」
「…………」
そこには机に突っ伏して寝ている月の姿があった。時計を見ると午前3時。
「寝ちゃいましたか」
すると竜崎は椅子から立ち上がりあたりを見渡した。
「月くん、寒くないでしょうか…」
そうポツリと呟くと、すぐそこのソファに置かれているブランケットを手にとり、月を起こさぬようそっと背中のかけた。
と、いうことで!まだBL要素は全然ないんですがとりあえず1話書いてみました笑 ノリでやったんで本当に最後まで書けるかめっちゃ不安なんですけど生暖かい目で見てくれると嬉しいです!
あとみんなデスノート面白いんで見てみてくださいね!私の推しはLです。