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白狐の護り#4
はい!遅くなりましたぁあああ(土下座)一応ここにも新キャラの説明載せます!
名前:有栖 零〈ありす れい〉
年齢:17歳
性別:女の子
性格:明るくて誰にも分け隔てなく接する子
一人称:うち
生い立ち:関西出身
詳細:歌うことが大好き。歌がとても上手。恋音のクラスメイト。
名前:神薙 亜弥〈かんなぎ あや〉
年齢:17歳
性別:女の子
性格:優しい子
一人称:私
生い立ち:両親ともに学校の教師
詳細:頭がよく美人でクラスで一番モテる。恋音のクラスメイト。
「…やっぱそうなるか…」
白狐と寝子、そしてあたしの従姉妹だという「鬼神」との遭遇から約30分後。
神社の鳥居から外に出た途端纏わりついてくる怪異達を「視て」呟く。
こうなった理由も、白狐達から説明してもらったものの。
(あまりにも色々ありすぎて良くわかんなくなって来た…)
少し前の事。
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何も無い空間から飛び出して来て恋音を驚かせた少女は、どういう事か恋音の従姉妹だそうで。
「って、はあああああああああああああああああ!!??」
事実を飲み込んだ途端、恋音は絶叫する。
「え、え、え、?どういう事!?あたしこんなかわいい従姉妹いないし!?そもそも親両方とも一人っ子だって聞いてるんだけど!え、い、従姉妹!?それも神様の…!」
「お、落ち着くのじゃ恋音!!とりあえず、向こうと此方での「家族」のカウントの仕方は少々ちがうという事じゃ…説明するとな…」
慌てた白狐から受けた説明は。
どうやらむ鬼神達のすむ世界である「向こう」の住人と、彼らに性質が限りなく近い人が、「此方」にはいるそうで。
その、向こうと此方のセットで、家族、と数えるらしい。
ちなみに、性質が近い、というのはどういう事なのかというと…
よくわからないが、「オーラ」とかの類であり、それは恋音にすら見えないような微かなものだそうだ。
それでも、苗字を揃えることで、繋がりをわかりやすくしているんだとか。
そして、「向こう」強いものの「家族」は、「此方」でもある程度の霊力を持つ者が多いそうだ。
ただ、近年そういう人は減っているらしい。
そして、もう一つ、「家族」で似通っているものがある。
それが、「体質」。
普通は、風邪をひきやすいとか、目がいいとか、そう言った当たり障りのない性質として此方側で発現する事が多いのだが、鬼神一族の体質は少々厄介だ。
その名も、「怪異憤怒」
全ての怪異からマイナスの感情を向けられるが、ある程度の年を共に過ごすと、逆に好感を持たれるという曲者だった……
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「で、あたしはその「怪異憤怒」の効果で今まで大したことなかったのが反転して、好かれるようになったから、こんなに霊が纏わりついてる…と…?」
「うん!そういう事!わたしも、苦労はあるけど、ある程度慣れてくれたら、向こうもほど良い距離を保ってくれるから、大丈夫!大体、感情が反転するまでの期間は、一年くらいだから、きっと恋音ちゃんがこの学校に入学して、あの子たち…学校の、「七不思議」達と出会ってから、一年が過ぎたんだと思う!」
鬼神が説明をしてくれる。神様のはずなのに、なぜこんなにも可愛いんだ…上目遣いがかわいすぎる…
「ヨカッタネ!害意を向けられるのは、注意したほうがいいけど、いま恋音の周りにいるのは、善意の子だけだから安心シテ!」
「という事で、呪いではないのじゃ!でも、他の新しい怪異からこれから呪いを受ける可能性も十分にあるから注意するのじゃ!」
「よ、よかったー」
とりあえず、安心出来たところで、恋音はポケットに入れて来たものを思い出す。
「あの、白狐、もしよければこれ…相談に乗ってくれたお礼に…」
「あっ!わたしも、持って来たの!はい!」
白狐は、2人から油揚げを差し出されて、尻尾ろ耳をふさふさと動かして顔を綻ばせた。
「…!ありがとうなのじゃ!よーし、頑張るのじゃー!!」
「ゼッタイ働き詰めコースジャン…」
その様子を見て寝子が小さく呟いた。
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まあ、害意は無いと分かったし…
安心して、授業が受けられる!
とはいえ見た目が怪異…
いやいや、見た目で決めちゃいかん!
と考えていると、クラスメイトの、有栖 零と、神薙 亜弥が近づいてきた。
「おー恋音!神社いってどうしたん?もしかして恋なんか!?恋してるん!?誰や?」
「相談乗ろうか?全然いいよ〜」
「なにかってに話進めてるんだー!」
いつものノリで話していると、纏わりついている怪異とは、別の「何か」が視界の端に映った。
「コ…イ……コ…イ…シ…テ……
ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ…………!!」
(何で!!!???どこが不味かった!?)
なにやら髪の毛の塊のような、恐ろしげな怪異に早速絡まれました…
ちょっと長くなりました!そして遅くなりました!
怪異を書きたかったけど全然思いつかなくて…あと部活が…あと眠くて…
はい!どれも言い訳ですすいませんでしたあああああ
待ってる方がもしいらっしゃったら、ですが、いらっしゃったのなら!僕は!最後に出てきた怪異に食べられて死にますぅぅ!!!(((((((
もしよければ、モチベ維持、向上のためにもファンレター(((((((((
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました!!!!!