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独り言 後日談
みゃあ
その後警察が来た、恐らく誰かが通報したのだろう
この件は自殺ということで処理された
母は泣かなかった、笑いもしなかった
クラスの雰囲気は暗くなったが
彼女...瑠々愛だけは笑みを浮かべていた
〜??
「ここ......は?」
**チュン...チュンチュン**
「え、?れもん...?れもんなの...?」
幻聴なのかも、と思ったが確かにれもんの
声だった
「れもん......!!会いたかったっ...!!!
会いたかったよぉ......!!!」
チュンチュンチュンチュン!!!!
私はれもんとの再会を噛み締めていた、
そんな時
**グシャ**
れもんの上から鉄の塊...いや、金棒がれもんの上に落ち、金棒の下には血溜りができていた
血しぶきも舞っていたようで、
私の服や顔にもれもんの血が付着していた
「...........ぇ、?なんで...れもん....死ん...?」
私が理解ができてない間
コツンコツンと、足音を立てて誰かが歩いてきた
?「やあやあ、絶望してる所悪いが
君の名前は...ふぅん、御姫様、ねぇ」
その近づいてきた何者かは私の名前を知っているようだった
「誰......?」
鬼「申し遅れたね、僕の名前...は、鬼とでも呼んでくれ
君は生前いじめや虐待をされて自殺して
しまったようだね」
鬼と名乗る彼は私が自殺したと言った
私は死んだのか?
ただそんなことはどうでもよく、今はれもんがどうなったのかだけ聞きたかった..
「__たの__」
鬼「あぁ、すまない聞こえなかった、もう1回言ってくれるかい?」
鬼は薄い笑顔を貼りながら言葉を発する
「れもんはどうしたのッッッ!!!!!」
私はまたしても怒り狂ったように叫ぶ
そして彼に襲いかかろうとするが
**ガシャンッ!!!**
「......?なんで、体動かない....」
後ろを振り向くと鎖で手と足を繋がれていたようだった、まるで罪人のように
鬼「おっとすまない、拘束させてもらったよ、じゃあ、ここがどこか君は何をしたか話をしようか」
「...........」
私は彼を睨みながらも話を聞く
鬼「先程言った通り、君はいじめや虐待を受け精神が耐えきれず自殺をしてしまった
そしてここは地獄...自殺はね...大罪なんだよ僕も大変心苦しいが自殺をしたものは
地獄へ行かせ、様々な刑に処されて貰うんだ...
なぜ自殺が大罪かというと
魂というのはは1番最初のプレゼントさ!そのプレゼントはなにがあろうと絶対に大事にしないといけないんだ
でも、その魂が他のものに奪われた時は
仏様が見て、慈悲をくださる、そして魂を奪ったものには天罰を奪われたものは天国へと導くんだ
そして破ってはいけない掟がある
たとえ仏様でも人の生死は操れない、操ってはいけぬ
そして
自らの意思で魂を捨てた物には慈悲を与えず、地獄へ落とし反省をさせよ
という掟がね
でも君はそんな大事な物を
自らの意思で捨ててしまった...自殺をしてしまったんだ
君は助からない、地獄からは出られない」
「......れもんはどこに行ったの」
鬼「それなら心配は要らない、ちゃんと天国へ羽ばたいたさ」
「そう...じゃあ、もういいよ、早く落として......」
鬼「...全てがどうでもいい目をしているね、僕も早く済ませたいからね、でも...
もう少し生きる気は無かったのかい?」
「......」
鬼「すまない、愚問だったね
それでは地獄へ 落ちてらっしゃい」
__行って__
〜教室?
「ここ......は、教室......?」
瑠々愛?「あはー!あのクソ鳥も殺したのにまだ生きてたんだ〜笑
生命力までゴキブリ並だね!笑」
「なんで......全部、終わったはずじゃッ」
**ガシッ**
「痛"ッ」
瑠々愛?「私がわかんねぇ話すんなよ
何?私賢いですアピール?
ドブスの癖に黙ってろよ」
「...........ッう...ぅ」
瑠々愛?「お前の泣き顔本当イラつく... 」
**キーンコーンカーンコーン**
瑠々愛?「ッチ...それじゃ、また明日」
「ここ......は、教室......?
あ、あれ...家に帰ったはずじゃ...」
瑠々愛?「あはー!あのクソ鳥も殺したのにまだ生きてたんだ〜笑 生命力までゴキブリ並だね!笑」
「ぇ......なんで、昨日と...同ッ」
**ガシッッッ...ブチブチブチブチ**
「ぃ"だ""ッッ!!!!」
瑠々愛?「はぁ......うるさ、てか髪の毛抜けすぎー笑もうすぐハゲになるんじゃない?ドブハゲなお姫様とかうけるー笑」
「ゃ"めッ......」
瑠々愛?「お前の泣き顔本当イラつく...」
**キーンコーンカーンコーン**
瑠々愛「ッチ...それじゃ、また明日な」
────!
──...
───ッ!
?日目
「ゔ....げほッガッお"ぅぇぇ......」
**キーンコーンカーンコーン──**
終わり