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#14 ゆるキャラカエル・シヴァ🐸
👑「るな、皆んなは一体どこにいるの、?」
❄️「それは…」
見当がつかなかった
異世界?どこか遠いところ??
だとしても一体どこに皆んながいるのか分からない
🌻「手当たり次第、ってことかしら…」
💫「そうかもな…」
手当たり次第と言ってもかなり時間が掛かる
このタイムマシンもあと数回しか使えない
❄️「…もしかしたら、、」
私は一つの可能性に賭けてタイムマシンをセットした
👑「るな?次はどこに行くの?」
行き先を伝えると皆んなは首を傾げた
そうだよね…皆んなは行ったことないんだもんね…
❄️「行こう!何か残してくれてるかもしれないし!」
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🌷side
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🐸「…っ、」
🌷「…」
無言のまま歩き続ける
ヒロくんが死んだだなんて、信じたくもなかった
しかも、遺体が残る
本当に死んだかもしれない
唇に力を入れないと、
叫び散らかして壊れてしまいそうだった
ゴンッ
🐸「いて、」
シヴァさんの鼻が透明な壁にぶつかった
🌷「これ…」
奥に景色が続いているが、透明な壁があって進めない
🐸「ボーダー、あったんだ…」
🌷「…ここから二手に分かれますか」
正直言って分かれたくはない
🐸「なおきりさん、」
真剣な顔で見つめられる
🐸「絶対生きて反対側で会おうな、ニコッ」
あぁ…そんなこと言わないでよ…
そんなの、フラグになっちゃうじゃん…
気がつけば涙が溢れていた
🌷「っはぁ…っ、ポロッ」
🌷「はい…っ!!ニコッ」
力強く頷いて笑顔を向ける
それを見て安心したかのようにシヴァさんは反対方向に走っていった
僕も、行かなきゃ…
足を動かし、シヴァさんと反対に走った
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🐸side
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しばらく歩くとまた鼻がぶつかった
ここがこの世界の角か、?
🐸「まぁ…ひとまず曲がるか、、」
ふと後ろを見た
なおきりさんは、無事だろうか…
🐸「…変なことしか考えれねえや」
ヒロくんのあの姿を見てしまったからには
最悪な想像ばかりしてしまう
ドガーンッッ
突然轟音が鳴り響いた
🐸「なんだっ!?!?」
周りを見渡すが何もいなかった
俺のいるところが暗くなった
…影。
《《真上》》に何かがいる
上を見ると見たことのある奴が《《こんぼう》》を持って落ちてきた
🐸「ぐあ…ッ!?」
咄嗟に避けたが、爆風で吹き飛ばされてしまった
🐸「なんで…、」
?「`…`」
🐸「なんで拾の鬼がここに…っ、!?」
拾「`排除しろと命令された。だから殺しにきた`」
え、こいつ喋るっけ!?
🐸「俺を排除すんのか?」
拾「`お前らをだ`」
🐸「はっ!お前1人で9人殺すとか無理があるだろ!」
拾「`お前は数も数えられないのか?あと6人しかここにはいないぞ`」
🐸「…は?」
ヒロくん以外に、誰か死んでんのか、?
てか、そうするともう4人死んでることに…
拾「`灰色髪の奴はお前の知ってる通り、人形に殺された`」
拾「`桃色の髪の女は黄色い頭の奴に殺された`」
え、
🐸「…のあさんが、たっつんに…ッ、?」
殺された、?
拾「`白髪の狐男は溶岩に落ちて死んだ。眼鏡の奴を庇ったように見えたがな`」
どぬが、もふくんを庇って…
🐸「…っ、」
拾「`それから、`」
拾「`…黒服の茶髪男は俺が殺した`」
🐸「…は?」
え、ヒロくん行方不明って…
拾「`一撃で死んだぞ?灰色の奴にバレないよう、遺体は家に捨てたがな`」
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🎸『…俺らめっちゃ見られてね?』
灰色の奴と黒色の奴が一緒に歩いている
殺せないな、
🐏『やばいやつだと思われてんじゃない?』
🎸『えー、、』
あ、灰色のやつがどっか行く
チャンスだな、
俺はこんぼうに力を込めて
奴の頭上から振り下げる
グシャッ
声を発する間もなく
黒色の奴は死んだ
拾『`用心棒とやらも大したことないな`』
俺は黒色の奴の死体をそこらの家に捨てて走り去った
後ろの方で微かに、灰色の奴の声が聞こえた
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🐸「…、、」
拳に力を入れる
腹の底から怒りが湧いてきた
拾「`あいつは本当に用心棒なのか?あっという間に死んだ、`」
拾「`聞いていた情報と違かったぞ?`」
拾「`やはり人間は弱い。無様だ。`」
🐸「__…黙れ__」
そいつが何かを喋るたびに怒りが湧いてくる
拾「`あいつは死ぬ運命だったんだ。仕方ない。`」
拾「`お前も死んだらどうだ?黒色の奴以外の死んだ奴らにも会えるぞ?`」
拾「`所詮お前らなんて、ただの弱っちい人間なn`」
🐸「黙れっつってんだよッッ!!!!!」
拾の鬼の言葉を遮るように言葉が出た
一度出てきたものはもう止まらない
🐸「人間が弱いなんて誰が決めたんだよ!!!」
🐸「人間はお前らと違って、いつも何かと戦ってんだよっ!!」
🐸「病気にライバルに、自分…」
🐸「いつも何かと戦って、その度に自分の身を削ってんだよ!!!」
🐸「何かを失っても…、誰かを傷つけても…っ、!!」
🐸「戦い続けなきゃいけねえんだよ!!!」
拾「`…`」
🐸「お前に何が分かんだよ…っ、お前らに何が分かんだよっ!!!」
🐸「ヒロくんも、のあさんも、どぬも、うりも…っ!!」
🐸「誰かの為に命かけてんだよっ!!!」
🍫『うああ…っ、、!!のあさ…っ、!!ポロッ』
🐸「自分の身代わりにされたり…っ、」
👓『くそ…っ、!!俺は…っ!!!ポロッ』
🐸「自分を守ってくれたり…っ!!」
🐏『だったら貴方を守るのが俺の役目ですっ!!』
🎸『俺はからぴちの用心棒だああああああ!!!!』
🐸「でも…っ、そんなことされても…っ!!!」
🍪『…死ぬくらいなら、あなたを庇って死にたいです、ニコッ』
🦊『もふくんっ!!!!皆んなを!!!たっつんを頼ん…っ!!!』
🐸「あいつらの借りを返すことはできない…っ!!もうあいつらは戻ってこないっ!!!!」
🐸「だから俺らが想いを継がなきゃならねえんだよっ!!!!」
拾「`!?`」
拾「`(なんだ…?この男の雰囲気が変わった…)`」
🐸「あいつらが必死で繋いでくれたこの|タスキ《命》を…っ!!」
🐸「ここで途絶えさせる訳にはいかないんだよっ!!!!」
🐸「これでも俺らに弱っちい人間って言えんのか?」
拾「`…`」
🐸「人間の強みは絆だ…っ!!」
🐸「絆で俺らは強くなって、前に進めるっ!!!」
🐸「甘く見んじゃねえよ!!!」
剣を取り出して構え、
🐸「俺の…っ!!!|仲間《家族》をっ!!!」
力強く踏み込み、相手の間合いに入る
拾「`なっ…!?`」
🐸「侮辱するんじゃねえええええええええええええ!!!!!!!!」
剣を思いっきり振り、斬りつける
拾「`ぐっ…`」
拾「`(瞬き一つの間に首、左腕、腹、右足を斬りつけやがった…)`」
拾「`お前…一体何者だ…っ`」
俺は振り返って剣を構え、そして答える
🐸「ただのしがないカエルさんだよ」
そして、俺は1人で拾の鬼を倒すことに成功した
いやあ今回はシヴァさんのかっこいい回でしたね!!
こういう回、もしかしたら他のメンバーにもあるかも…?
おつなこ!!!