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現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!3
ーあらすじー
黄別の世界に行って怪我を治療してもらった私、その後出口がわからず庭らしきところをウロウロしていたらお館様に会いました!そして紫音はそのふわふわした声を初めて聞くので催眠術にかけられたがようになってしまいーなんやかんやあり最終選別を受けていたー
あらすじダメだねー。練習しようかな…
第一章 第四話/最終選別(中)
「なんか聞こえる…」
なにこれ…嫌…頭に直接話しかけてるみたい…。
“実際そうだけどさー。なんか、約束忘れてない?”
約束?
“そ、そこに来る前のや、く、そ、く!”
んー… あ、
“それを破ったら君は地獄送りにするからね。いい?”
「ひえっ」
そ、そんなのやだ…すぐに善逸助けに行くから待ってぇー⁉︎
“…少しだけだよ?”
「分かった!分かったぁ⁉︎」
ピョン…
「善逸が行った方向は…」
あっちか! ぴょんぴょん…
「体が軽いから木々を飛び越えていける〜楽だ〜♪」
「いぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁあああぁあぁぁあ⁉︎」
「あっ⁉︎」
この声…善逸だ!急がなきゃ⁉︎
ヒュン、ぴょんぴょん…
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「おい…いつまで逃げるつもりだ…」
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァああああ⁉︎」
ダダタタダダダダダダタ!
「チッ おい止まれ」
「あぁあぁああぁあ」(きったねぇ声)
「うるせぇ⁉︎」
ビクゥ
「びぇ…」
もも、、も、も、も、も、もうダメダァジニダグナイィィ⁉︎
ヒュー
「雪の呼吸、弍の型。粉雪風吹(こなゆきふぶき)」
ヒュュウ ザンッ
「…やっぱ、こんなんじゃ無理だよね…」
「ささっさっきのおんにゃの子⁉︎」
「…せっかく見逃してやったのになぜ来た…」
「? なぜって…人って誰か守るためにいるからでしょ?」
「か、かっきょいい…」(かっこいい)
「…人間というものはなぜ自分の命を惜しまないのか…わからん、なにもわからん…」
「でしょうね。あなたは鬼で“元”人間だものね」
「っ…⁉︎そ、 するな…」
「…なに?」
「そ、の…話をするなぁぁ⁉︎」
ビュンバゴンッ
「びぇっ…づでおわぁぁぁあ⁉︎とととととととと、飛んでるゥゥゥゥゥ⁉︎」
「ちょっとうるさい!黙って!」
「あはい…」
ショボーン… ん…仕方ないじゃん、ほんとにうるさいんだもん…
「それで巻いたつもりか?」
「っー⁉︎」
バッ ヒュン…
第一章 第五話/最終選別(中)新しい呼吸⁉︎
「外した…?確かに避けれんようにしたはずだが…?」
ヒュゥィィ… …なぜ雪の呼吸以外が使えるんですか?私この呼吸知らないです。
“あーそれ?僕達が神柱にしたくて何個も呼吸が使えるようにしたんだよ”
「…」
余計なことすんなや…
“いーじゃあーん!ちなみに今咄嗟に君が使ったのは回避の呼吸!”
そのまんまじゃん…
“ま、気にしない気にしない。ほら、次くるよ”
「え?っ⁉︎」
ヒューゥゥゥ…
「回避の呼吸 壱の型…瞬足回避!」
ビュン⁉︎ はっやっ⁉︎
「…」
「あれ?我妻さん?ふぇ⁉︎我妻さん!」
“失神してるだけ!多分だけど女の子に抱かれてるからじゃない?wwww”
「笑うなやクソ野郎」
“ほいほい、次くるよ”
「ん⁉︎」
バコンッッ⁉︎⁉︎⁉︎
「ガハッ⁉︎」
ビチャビチャ…血…?たった一撃で…?う、そでしょー?
「やはり他人がいると人間は自分の身を守るのを疎か(おろそ)になる…そいつを今捨てればまだ生きれるぞ…?」
「ゲボッ…っ…そ、なこと…するわないじゃん…♪」
「…そうか…お前は少しやりがいがあると思っていたが…やはりその程度か…残念だよ…人間」
「! …お前は…私が生きたいと言って欲しかったのか…?」
「…鬼の私がそんなこと思うわけなかろう」
「本当か?本当にそれがお前の気持ちか?」
「…黙れ」
「ゲボ…本当に、人間を殺し、食い、強くなり生きたいのか…?」
「っ…う、うるさい!黙れ!黙れっ⁉︎」
「…お前は、じ、ぶんの気持ちに素直になれてないんだ…素直になればいいのに…」
「はっ…!」
これ、はなんだ…?誰だこいつらはっ⁉︎止めろ…止めてくれっ⁉︎これ以上は頭がおかしくなりそうっだ…⁉︎
「走馬灯だよ…お前だってかつては人間だったんだ…その、時の記憶だ…頭がおかしくなる?もうとっくにおかしくなっているじゃないかっ!鬼になってしまった時点でダメなんだよ!それを許した自分も!全てがダメなんだ!」
「や、やめてくれっ…う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁああぁぁあ⁉︎」
ヒュウウウウウウウウ…
「っ…記憶の呼吸…壱の型、走馬灯…(そうまとう)」
「な、なぜ…」
ポロ、ポロポロ…
「なぜ…涙が出るのだ…?私は、鬼になったことで家族を殺したというのに…なぜ…今更…感情などという面倒なものが出てくるんだ…」
「お前が、人だからだ…よ。けど…お前は、償え切れないほど罪を犯した…だか、ら…お前は、地獄に行ってもらう…」
ビュュュュュュュウ…
「神の呼吸、十壱の型…夢残酷戦・夢魔眠(むざんこくせん・ゆめますい)…」
スッ…ストンっ
「あぁ…私は…ありが、とう…」
「っ⁉︎」
…前世は…どれだけの罪を犯したか分かったんだ…
ギュ(鬼の手を握る音)
「どうか…どうかこの人が次に生まれ変わるときは…鬼になんてなりませんように…」
私は心の底から願って…願って、目を閉じた…バタン…
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「ん…」
こ、こは…どこ…?確か、強い鬼の首を切って…それから…覚えてない。
「あ、起きたんだ。よかったぁ…」
「ん…うぅん…」
「俺が起きた時に血だらけで倒れてたからびっくりしちゃったよ…けど、よかった!」
「…善逸…」
「え?」
「あ、っ⁉︎じゃ、じゃなくて我妻さん?」
「え、あ、えっとそうだよ?」
「…竈門さん…知りません?」
そろそろ行かないと…最悪なことになっても炭治郎は生きてる。だけど、なんか胸騒ぎがする…
「か、竈門?俺はそんな人知らないよ?」
「あ、そっか…分かった!ありがとう…わ、たし行かなきゃ」
「へっ⁉︎その怪我で⁉︎ダメだよ!傷口が開いちゃう!」
「ううん…他の人たちを助けなきゃ…」
「え…」
「それじゃ!」
タッタッタッタッタッ…
「…お、俺も行く!ちょっと待ってぇぇぇぇ!お、置いてかないでぇぇ!」
「はぁ…」
ま、いいやこっちの方が善逸って感じで…さっきのは炭治郎よりだったから気まずかったんだよね…
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第一章 第六話/最終選別(中)炭治郎、死⁉︎
ーいっぽう…炭治郎はー
「その後すぐ動きがガタガタになったからなぁフフフフフフフッ…手足を引きちぎってそれからぁ…」
「っ⁉︎」
ゴォウ…
「落ち着け炭治郎、呼吸が乱れている。もういいんだ、俺たちのことは!!」
ドガッ!ゴッ
(アイツがやられているうちに早く逃げよう…!!) ダッ
バキッ ビュン!
“兄ちゃん!”
「!」
バッ!ドド
ザンザンザンザンザンザンザン!
(いくら切っても少ししたらまた増える…‼︎ ん⁉︎土から変な匂いがする‼︎)
ババっ
(た、高い‼︎地中の手に気づかれ、仕留め損なった‼︎ でもな、空中ではこの攻撃を‼︎)
ボッ!
(躱せない‼︎)
グワっ ガツン‼︎
(避けられた、手は出し尽くしている。すぐには戻せない、狐の餓鬼は間合いの内側…でも俺の頸の守りは硬いから斬れない!アイツでも斬れなかった!)
(全集中・水の呼吸)
(俺の頸を斬り損ねたところで、頭を握りつぶしてやる。アイツと同じように!)
クン、ピン!
“やっぱり、炭治郎も負けるのかな?アイツの頸、硬いんだよね…”
“負けるかもしれないし勝つかもしれない ただそこには一つの事実があるのみー炭治郎は誰よりも大きな岩を斬った男だということ”
「ああああああ‼︎‼︎」
(壱の型、水面斬り!!!)
ザンッ!
(⁉︎ 不味いっ!このままでは俺が殺されるっ⁉︎)バッ!
(⁉︎ま、不味い。俺の刀は今手元にあるがこっちの手を斬ることができない⁉︎どうすればっ⁉︎)
ボコボコ…ボコッ!
「っ⁉︎」
終わり
今回二話よりも長くなりましたwなんか色々大変なことになってるw原作と全く異なってるところがありますがこの物語に合わせるためにそうしました!この小説だけで
「3303文字」って書いてるw結構頑張った!うん!そんじゃおつ桜🌸