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【幼馴染―】
夢の華
今回は百合の花をさかせます!!
苦手な方はUターンを!
「ゆーみー!!」
「わっ!!びっくりしたぁ。。」
「えへへ、ごめんね?」
そう謝る彼女はそう、幼馴染の晴乃。
隣のクラスから走ってきた様子。
「どうしたの?はる」
「教科書忘れちゃって〜」
「…珍しいね、はるが。
なんの教科?」
そう、彼女は前日に2回確認するほどきちっとしてるのだ。
「はああ、昨日は眠くて確認忘れちゃったの〜。
えっとぉ〜…なんだっけ。」
「…」
「あ、現代国語!」
「うん…はい。」
「ありがと〜。また返しに来るね!」
「今日はこっち現代国語ないからゆっくりで大丈夫。」
貸せば嬉しそうに笑ってからまた走り去ってく。
ん〜…、体調悪いかなぁ〜…。
__
お昼になってから珍しく向こうから来ないのでこっちから行ってみる。
すると…案の定机に突っ伏するはるの姿。
「はーる。」
「んんぅ〜?
あ、ゆみぃ。」
「…体調悪いでしょ。
ごめんね、さっき確認すればよかった。」
そう言いながら首に手を当ててみればほんのりと熱い。
「はる、熱あるよ。
保健室行こう?」
「ん…ちょっと、まって…。」
いつもならぱっと動くはる。
ほんとに辛そう。
ちらっと見えた顔を見れば頬もまたほんのりと赤い。
「…はる…。」
「…ん、行こぉ?」
「ん。」
はるの手を引いて一階の保健室に向かう。
私達は2年で2階なので降りないといけない。
「はる…階段だよ。」
「ん、ありがとう。」
_
保健室行って体温図ってみれば8度2分。
「あら…お迎え来てもらって早退しよっか。
ご両親とか保護者の方家にいる?」
「母が…。」
「わかった、私連絡入れてくるから…」
保健室の先生がそう言って私をちらっと見る。
「はい、います。」
「おねがいね?」
そうにこっと笑って先生は電話に向かう。
「はる、眠れるなら寝な?」
「…ゆみ…。」
「ん?」
「ありがとう。」
そう言って弱々しく手を伸ばしてくるはる。
私はそのいつもよりほんの少し熱い熱を持った手をとり…
「はるだもん。」
そう言った。
―私の大好きで大切な幼馴染。
そして…。。
それ以上の名前はもう少し先で_
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
次回は「桜」、
その次は「薔薇」を予定しています!
気になるお話だけでも、ぜひ覗いてみてください。
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