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日 常 で 非 日 常 。
人 が 1人 飛び降りた という のに 、
何故 だか 誰 も 騒ぎ やしない 。
まるで 、
彼奴 が 最初 から 存在 していなか っ た かの ように
世界 は いつも通り に 動き 続けて いる 。
俺 は 少し 怖くな っ た 。
( 何故だ 、 ? 彼奴は 確かに …… 、 )
笑顔 で 、
満面 の 笑み で
落ちてい っ た 。
なのに 、
窓から 校庭を 覗いても 、
--- 死体 なんて 、 何処 にも なくて 。 ---
騒ぎ が 起こる どころか 、
何か が 起きる こと さえ なか っ た のだ 。
何か が おかしい 。
俺 は 、
見て は いけない モノ を 見てしま っ たのか ?
でも 、 触れる こと は できた 。
温もり だ っ て し っ かり と 伝わ っ てきた 。
( …… なら 、 この 状況 は 一体 …… 、 )
蒼 「 __これ で 、 本気 なのは 伝わ っ た でしょう ?__ 」
突然 、
耳元 で そう 囁かれた 。
「 ッ ぇ 、 」
驚き と 恐怖 で 声 も 出ない 。
なんで 此奴 が …… 、
蒼 「 見た ? 僕 の 華麗 な ジャンプ ッ ! 」
傷一つ ない その 身体 。
ちゃんと 人 の 形 を していた 。
息 も している 。
体温 だ っ て ある 。
少なく とも 、
【 幽霊 】 とかいう 非科学的 な モノ では ない 。
だが 、 此奴 の 口 から
【 ジャンプ 】 という 言葉 が
飛び出た ということは …… 、
俺 が この 目 で 見た 光景 も
また 確かな こと なの だろう 。
「 、 ? 」
全く 意味 が 分からず 、
頭 を 混乱 させて いる と 、
青髪 が 、 他 の 生徒 に 何か を 話し かけて 、
俺 の 手 を 引いて きた 。
「 ちょ ッ 、 授業 !! 」
昼休み も 終わり がけ 。
勿論 、 俺 は 抵抗 した 。
それでも 、 青髪 は 俺 の 手 を 引き 続ける 。
蒼 「 大丈夫 だよ 〜 __笑__ 」
ヘラヘラ と した その 瞳 から は 、
先程 まで とは 違う
ナニカ を 感じた 。
ゾク ッ と 身体 が 鳥肌 を 立てて 、
危険 だ という こと を
全身 で 感じる 。
でも 、
逃げる こと なんて 俺 には できなくて 。
( あぁ …… 仕方 ない 、
今日 は サボる か 。 )
面倒 な こと に な っ てしま っ た 、
なんて 思い つつ 、
俺 は ただ ひたすら に
青髪 に 従 っ て 歩き 続けて いた 。