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彼氏は推しです。#3 え、推し?
#1から読むことをお勧めします!
※この小説には、いれいすという歌い手グループの名称が出てくることがあります。しかし、いれいすを知らなくてもお楽しみいただけるようになっておりますので、どうぞご愛読よろしくお願いします!
--- 《登場人物》 ---
|白《しら》|雪《ゆき》ぴあ ••• 主人公
白雪ないこ ••• 《《ぴあ》》の兄
|古《ふる》|川《かわ》|真《ま》|由《ゆ》••• 一言で表すとジャ○アン。友達。
|佐《さ》|倉《くら》|莉《り》|瑠《る》••• ぴあと同じクラスで、一番仲がいい。親友。
|大《おお》|神《かみ》くん ••• 学校一のイケメン。ぴあと同じクラス。真由の元カレ。
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そこには、お兄ちゃんと大神くんの姿があった。
兄「あ、ぴあ!おかえりー。」
私「た、ただいま。」
は?頭が追いつかないんだけど。これっておかしいこと?え。なんで大神くんいるの?
私「え?ねぇ、何で大神くんがいるの?」
兄「あー。えっとぉ。。。」
大神「それは、ないこと一緒に仕事しているからだよ。」
私「は?」
つい、声が出てしまった。
私「え、どういうこと?」
兄「あのー。俺たち歌い手してるんだよね。」
お手本のような3秒間の沈黙が流れる。え、嘘だよね?
決して歌い手やってても別に驚かない。でも、まさか、うん。いや、そんなことはないか。
私「へー。そうなんだ。」
興味ないことを装うぞ。うん。全然興味ない。ぴあは、歌い手なんて全然知らないんだから。
兄「今日から二ヶ月くらいお母さんもお父さんもいないから、家に友達止めてもい?」
あ、そうだった。お母さんたち、海外旅行に行ってるんだった。
私「あー。いいよ。」
家に着いた。
兄「じゃあ、ちょっと先に帰ってて。お買い物とかしてくるから。」
私「はーい。」
ガチャ
はぁ、疲れたぁー。
嘘でしょ。お兄ちゃんが歌い手?考えられない。前から思ってたけど、お兄ちゃんっていれいすのないこくんに似てるよね。てか、名前同じだし。あれ、待てよ。。大神くんってりうらくんじゃ、、ないよね?まさかね。推しがお兄ちゃんなんて考えられない。
ピンポーン
あ、帰ってきたかな?
私「はーい!」
ガチャ
ん?誰?