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なんでお前と、、!?!?!? 同棲性活 4
キメツ学園軸です。
⚠️
不死川実弥さんと冨岡義勇さんのボーイズラブ小説です。
今回刺激強めです。
完全ご都合展開です。
意味が分からないと思います。それが正しいです。すみません。
昼休みになり、校内放送が流れる。しかし、それはいつものチャイムではなく、不死川の声だった。
不死川 「…冨岡、数学準備室まで来てくれ。至急だ。」
校内は一瞬静まり返り、すぐにどよめきと興奮で満ちた。
「きゃー!やっぱり付き合ってるんだ!」
「呼び出しとか、まじラブラブじゃん!」
生徒たちの黄色い声援を聞きながら、冨岡は静かに数学準備室へと向かった。
冨岡が数学準備室の扉を開けると、そこには先に到着していた不死川の姿があった。しかし、冨岡が何かを言おうとしたその瞬間、扉が内側から「ガチャン」と音を立てて鍵がかけられた。
そして、部屋の中央にあるモニターに、赤文字でこう表示された。
『キスしないと出られない部屋』
不死川はすぐに状況を察し、扉を乱暴に叩く。
不死川 「おい!誰だ、こんな悪趣味なことしやがったのは!開けろ!今すぐ開けやがれ!」
不死川は自力で扉を壊そうと試みるが、どうやっても開かない。その様子を静かに見ていた冨岡は、ふっと息を吐くと、不死川の頬に手を添えた。
冨岡 「不死川。早く出よう。」
冨岡の言葉に、不死川はハッとして動きを止める。冨岡の瞳は、静かな決意に満ちていた。
冨岡 「…俺は、不死川の気持ちを受け入れる。」
冨岡はそう言うと、自ら不死川に唇を寄せた。
冨岡の決意を見た不死川は、もう我慢できなかった。冨岡の唇に、自分の唇を重ねる。最初は触れるだけのキスだったが、すぐに深い、情熱的なキスへと変わっていった。
不死川は冨岡の首に腕を回し、さらに引き寄せる。冨岡もそれに抵抗することなく、不死川のシャツを掴んだ。
二人のキスは続き、やがて「カチャ」と扉が開く音がした。だが、二人はそれに気づかない。いや、気づいていながらも、キスを止められずにいた。
冨岡は、息が切れそうになりながら、不死川の胸を叩く。
冨岡 「不死川…もう、扉は開いた…」
その言葉にも、不死川は耳を貸さない。
冨岡 「…不死川、もう、キスしなくていいから…」
不死川 「お前が悪いんだぞ…」
不死川はそう呟くと、再び冨岡の唇を奪った。冨岡は抵抗するのをやめ、されるがままになる。
そして、ついに不死川は理性を保てなくなり、冨岡を壁に押し付け、そのまま床へと押し倒した。
更なる一線を越えようと、不死川が冨岡のシャツのボタンに手をかけた、その時だった。
胡蝶し 「あらあら、お二人さん、何をしているんですか?」
扉の向こうから、胡蝶しのぶの声が聞こえた。不死川と冨岡が声のする方を向くと、そこにはにこやかな笑みを浮かべた胡蝶と、興味津々といった様子の宇髄天元が立っていた。
不死川は、飛び退くように冨岡から離れ、顔を真っ赤にする。冨岡もまた、驚いた表情で胡蝶と宇髄を見つめていた。
不死川 「お前ら…いつからそこに…」
不死川が尋ねると、胡蝶はくすくすと笑った。
胡蝶し 「そうですねぇ…『キスしないと出られない部屋』の文字がモニターに表示されたあたりから、でしょうか?」
胡蝶の言葉に、不死川は言葉を失った。
不死川と冨岡の関係は、もはや隠しようがなかった。翌日、校内は不死川と冨岡のことで持ちきりだった。
「さねみんととみせん、数学準備室でイチャイチャしてたらしいよ!」
「キスだけじゃなくて、押し倒してたんだって!」
不死川は、顔を真っ赤にして、その日の授業中、一度も冨岡の方を見ることができなかった。
5話目に続く!