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日替わり超能力.社畜から異世界に転生したら…
ReI
このサイトを開いてくださり感謝しかないです!ReIと申します。自分は物語を描くことが好きで、よく妄想で自分の自作の物語を思い浮かべていました(笑)小説家とか漫画家(絵を描くのは大好きですが・・!)になるつもりはありませんが、せめてサイトで自分の考えた物語を読んでもらいたいと思いまして書きました。あいまいですけどね(汗)
【第1話】ーー幸運をくれた日ーー
「ごっめぇん!字谷さん。今日夜から彼氏とデートの予定なの。だから、今日残業お願いしてもいいかな?おねがぁい!」
「あっうん。全然いいよ。私はいつも夜空いてるから(笑)彼氏さんとのデート楽しんでおいでね」
「えっほんとに?ありがとー!じゃ、失礼するね♪」
似たような会話。もう何度言われて、聞かされて、同じことをしゃべったのだろうか。私が仕事を終わって上がろうとしたときに狙ったかのように仕事押し付けて。私も残業で忙しいのに嫌がらせのように仕事頼んで。そして、そちらは楽な思いをするんでしょ?私はいつも終電ギリギリなのに。
--- こんなの不公平じゃない? ---
いつもいつもいつもこんなことを自分に愚痴って、そしてイライラして、自分がみじめになる。ほんっとあきれるほどみじめ。
これは自虐でも何でもない。本当に私はみじめなのだ、まともに見られないほどひどいさまなのだ。おしゃれのかけらもない。髪はとかさず適当に一つで結んで、地味な黒縁メガネ、化粧なんてしたことないし色気もない。それに加えて根暗でネガティブ思考。そんな私「字谷友里恵」。いつもテンプレのようにこの世界を生きていたーー
いつものように8時にアパートを出て、通勤をする。そしてクマ目立つようになったんだよなぁ‥とか思いながら当然のように青信号になった横断歩道を渡る。
--- //これから死ぬことも知らない間抜けなあほ面で// ---
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!事故よ!」
「おい嬢ちゃん大丈夫かよ!しっかりしろ!今救急車呼ぶからな!」
私のすぐ近くには割れたもう使い物にならない黒縁メガネとボロボロなかばん、スマホも割れてしまっている、そして地面は赤く染料で塗られたかのようだ。
--- あぁ、視界が・・歪んで・・あたし死ぬのかぁ‥ ---
私の目からは大粒の涙がじわじわ流れ、頬にかすれて落ちてきた。私は悲しいのだろうか、この世に未練があるのか、知らぬうちに希望を持っていたのか。
いや、違う。これはうれしいんだ。やっと生きなくてもいいんだ。私はつらかったんだ。
--- 「あはは・・やっと断ち切れるんだぁ!これって私壊れてるのかなぁ!ねぇ!そこの読んでいる皆さん」 ---
--- 「うぅぁ。へ?ここってどこ・・?」 第一話完結 ---
【第2話】ーー異世界転生ーー
「うぅあ。へ?ここってどこ・・?」
私は気づけば清潔なフカフカのベットに横になっていた。部屋はとても広く、とてもきれいに掃除されていてまるでお嬢様の部屋だ。きれいなシャンデリア、傷の1つもついていないタンス。。大きな鏡ーー夢のような空間だ。前の私が住んでいたアパートとは大違い。
「え?アパート?アパートって何?うぅ・・気もぢ悪い」
2つの人物の記憶が混じっているかのようだ。何が何なの?これは誰の記憶なの?
「お嬢様~♪そろそろ起きる時間ですよ~!って。お嬢様!?大丈夫ですか!?」
「お嬢様・・体調はよろしいですか?」
「ちょっと良くなった。ありがとうね」
「どうなさったんですか?とても顔色が悪い状態でしたよ。気持ちが悪いのですか?」
「う、うん。そんな感じ。起きてしばらくしたらごちゃ混ぜになった複数の記憶がよみがえってきて・・そしておぇってなって・・実はというと自分がだれであなたがだれなのかもわからないの」
「やはりあなたはレーお嬢様じゃないのですね。しゃべり方もとても異なっているし、何より複数の人の記憶があるのでしょ?ということはあなたは何かの拍子でレーお嬢様の中に入っ・・いや違う!」
「えっどういうことなの?申し訳ないけど全然話についていけない」
「すいません。取り乱してしまいすいません!いまレーお嬢様の身、いや【あなた】の身に何が起きたか把握できた気がしたんです。」
「それって・・?レーお嬢様という人と私になんの関係があるっていうの・・?」
--- 友里恵さんの身には何が起きているんだ!?お楽しみに♪ ファンレター1通ありがとうございます!!ご指摘とお褒めの言葉感謝しかないです---