第十三話：紙の授ける教えとは？　II

「みか」えっと今は… 『14時35分』 「ふあ」もう誰が人狼でなんなのかわかんないよお… 「幻影」それは全員一緒だと思いますが？ 「胡桃」それがデスゲームって奴じゃないの？ 「楓」でも"必ず"票を入れないといけないんでしょだから誰が人狼なのかって見極めなきゃ… 「BF」全員脅してみるか？ 「みか」やめてBF？ 「幻影」ま、最悪そうでもしないと無理でしょうね 「楓」本当、ゲームの裏側でも見てみたいものだぜ… 「？？」誰が見てみたいって？ 「胡桃」え？だ、誰？ 「？？」あ、ボクの名前？輝瑠だよ〜綾瀬 輝瑠！よろしく！ 「ふあ」とりあえずよろ！ 「輝瑠」ちょっと聞きたいことがあるんだけど、良いかな？ 「みか」うん、いいよ 「輝瑠」ゲームの裏側知りたくない？ 「BF」そりゃ知れるなら知りたいけどさぁ〜 「楓」そんな事できるの？ 「ふあ」君が？ 「輝瑠」実は僕もそう思ってるんだよね 「幻影」それで？ 「輝瑠」僕がその裏側を調べるからみんな協力して欲しい 「みか」それってさルール違反にならないの？ 「BF」つまりその身を捨てて裏側を調べるってわけ？ 「輝瑠」そゆこと"友達"を守るためにね 「楓」まあ確かに裏側は気になるけどそんな事したら…(;´д｀) 「輝瑠」だからこそ、ね？ 「みか」…………その願い承った！ 「ふあ」それ言うの普通逆じゃない？とりあえず私も！ 「BF」ま、そういう事なら俺も… 「幻影」私は見てるだけにしときますね 「胡桃」私も怖いから見とく 「楓」まあ私も！ 「輝瑠」っ、みんなありがとう！それじゃあね、なんかしばらく隠れられていそうな場所を見つけて欲しいんだけど… 「みか」うーん、トイレの個室とか？ 「幻影」難しいですね… 「ふあ」試着室とかは？ 「BF」試着室？そんなのここにあんのか？ 「ふあ」意外と知られてない場所にあるんだよね〜 「輝瑠」へえ！そこにしようかな！いい情報ありがとう！ 「楓」ねね、みんなで連絡先交換しとかない？ 「胡桃」おーいいね！位置共有とかできそう！ 「みか」あれ…？ここスマホ使えない… 「ふあ」本当だ、圏外だって… 「BF」そういや偵察してた時にふと耳にしたんだけどさここゲマって野郎がネットとか使えないようにしてるらしい 「幻影」それは大変ですね… 「楓」じゃ無理か… 「輝瑠」とりあえず僕は試着室に行って裏側を調べてみるよ！ 「ふあ」頑張ってね！ 「輝瑠」うん！ありがと！調べてみる！ そうして輝瑠は更衣室に向かって歩を進めた 〜その頃〜 お〜いい情報ゲット⭐︎なーなー 何？今忙しい… 輝瑠ってやつがさ試着室で裏側を調べるらしいぜ！ お！◯りに行くか？ まあ、でも違反で◯ぬだろうしほっといていいんじゃね？ 確かに、でも裏側知られるのはまずくないか？ そっか…じゃ、邪魔すれば良いって話か！ よし！そうとなったら作戦会議だ！ 〜これは誰なんでしょうか？〜 「幻影」そういえば試着室ってどこにあるんですか？ 「ふあ」えっとね…3階のサニクロにあるんだよね〜 「みか」サニクロ…なんか聞いたことあるような…？ 「楓」百均じゃないんだな… 「胡桃」どんだけ百均好きなの？というかそこに試着室はいらない 「BF」俺にとっては試着室よりももっといい部屋作って欲しい（？） 「みか」アハハ…（引いている） 「？？」あの！ 「ふあ」ん？ 「？？」こんにちは！失礼します！ 「幻影」誰でしょうか？ 「？？」私は夜雨須美です！ 「胡桃」須美ちゃんか！よろしくね！ 「みか」よろしく！ 「BF」俺はどんだけ人を守りゃいいんだよ！あ、よろしくー 「楓」よろ〜 「ふあ」ちなみに役職は？ 「須美」市民です！ 「みか」今までで一番信用高い証言だね 「須美」よろしくお願いします！ 〜その頃〜 あいつは上手くやってくれるかなぁ… 大丈夫っしょ！ そう…？ 第十三話終わり