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夏だ!海だ!遊ぶのだ!! その2
「紅葉はまあ泳げる、四葉はすごく泳げる、野薔薇と小鳥は無理だね」
「しれっと我をdisらないでほしいのじゃ」
「澄玲もだよね」
「ちょっと」
そんなふうに遊んでいると___
「…なんか、嫌な予感がする」
「そんな気はしないけど…」
「でも、お姉ちゃんは未来を予想する能力をもっているのです。侮れないのです」
みんなが確かに、という中、四葉のグループがいろいろと問答していた。
「そういえば、たなねえの能力ってなんなん?」
「え?あたしは探究心を操る程度の能力をもってるよ」
「めんどくさそうやな」
「はあ!?」
「まあまあ…」
「四葉って、すごい姉的存在いるよね…」
「実際の姉はひとりやけどな」
そんな中、ひとり桃花が呟いていた。
「なんか…さっきとちがう」
「何が?」
「しぜんが…」
「ももか、大丈夫?でも、能力があるから…」
「綾芽さんといい、桃花といい、何かありそう…」
その途端、遠くでゴロゴロゴロっという鋭い音がした。
ギラッとする雷がおちるのは、たとえ7歳であっても、危険なのはわかっている。
「取り敢えず逃げるよ!」
「安全なとこに避難してー!」
「海に近づかないで!」
「みんな行ったかしら?」
年下組は姉に手を引かれて避難し、避難したか年上組が確認する。
みんな安全に終わったと思うと、また言い出す。
「…まだ、おわってない…もっときけんになる感じ」
「そうね、なんか…**《《異変》》**…って感じ?」
「異変!?」
異変、と聞いて、びっくりする。
自然を飲み込むほど、強力な異変…と思うと、おぞましい。
「よし、行くよ!」
「いや、さすがに危ないやろ…」
「でも、このままじゃダメみたい」
「おこってる」
そう言って、半分ほど行こうというふうになった。
「ま、大丈夫…だと思うよ?わたしの能力で、怪我しても治るし」
「それに、僕の能力で痛くなくなるし♪」
「蘭、頑張ろーよ」
「鈴、わたしもそう思う!」
そう言って、つつじが場の空気をよくして、さつきが協力を得られるようにした。
というわけで、異変解決に行くことになる。
莉南さんのオリキャラ・はなことメンバーお借りしました〜!
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