公開中
優しい○○くん。
朝はちょっと不機嫌で、夜はとっても優しい○○くん。
こんな私にも優しくしてくれた。
○○くんは今日も優しい。
題名:優しい#○○#くん。
「...鬱陶しいなぁ。どっか行けよ。」
朝は機嫌が悪い#○○#くん。
気分を害さないように私は大人しくする。
「あのねっ、朝ごはん頑張ったんだけど、どう、かな?」
「知らねぇよ。」
「あ、そっか、ごめんね。」
「...謝るくらいなら最初から聞くなっての。」
「うん。」
「...食えなくはない。」
「へへ。」
朝もちょっとだけ優しい#○○#くん。
けど、夜の#○○#くんはもっと優しい。
「さ、触ってもいいかな。」
「やらしー言い方だ。いいよ、勝手にしな。」
#○○#くんはチューをしてくれた。
優しい。
振りほどかないでくれる。
抱き着いても、離れないでくれる。
「へへ、#○○#くんは私のこと好き?」
「えっ、あ、うっ、うーん。...嫌いではないよ。ウン。
まぁ、好き。うん。」
「本当?嬉しいな。」
「...分かんないんだね。」
「何が?」
「何でもないよ。」
#○○#くんは私を撫でてくれた。
久しぶりに#○○#くんからアプローチしてきて嬉しかった。
今日も#○○#くんは優しい。
翌朝。
「視界から消えろ。目障りなんだよ。」
「う、ごめんなさい。」
「毎朝毎朝勘弁してくれよ...ほんとにさ...。」
朝の#○○#くんは機嫌が悪い。
「...#○○#くんは私のこと好き?」
抑えきれずに言ってしまった。
夜まで待ちきれなかった。
「...好きになれると思うか?
なぁ、好きって言ったらここから出してくれるか?」
「...それはできない。ごめんね。」
「謝るくらいなら最初からするなって...。」
「ねぇ、私のこと好き?」
「は、けど好きって言わなきゃダメなんだろ。」
「#○○#くんの本心を聞きたいだけで...。」
「好き以外嘘って言うくせに。」
「...。」
「...はぁ、うん。もういいや。
...好きだよ。」
「!私も。」
ほら、やっぱり#○○#くんは優しい。
こんなことをしても嫌わないでくれる#○○#くん。
「嫌いって言ったら殴ってくるし...。」
「だって#○○#くんは優しいから私に嘘つかないよね。」
「俺のどこが優しいんだよ。」
「美味しくないご飯を食べてくれるとこ、私に好きって言ってくれること、優しくない他の女にも好きって言ってあげるとこ、たまに私のことが好きっていう本音を吐露してくれるとこ、拒絶しないとこ、あまり抵抗しないとこ、離れないとこ、チューしてくれるとこ、イチャイチャしてくれるとこ、私みたいな人に話しかけてくれたとこ、ほら、たくさんあるでしょ?」
「...それが優しいと思うんだな。」
「優しいじゃん。#○○#くんは優しいんだ。」
「...優しくないよ。」
「優しい人は自分で優しいって言わないんだよ、
それも優しい嘘だね。」
「...勝手にしろ。」
ほら、やっぱり#○○#くんは優しい。
私を拒絶しないでくれる。
#○○#くんは優しいね。
次回
「優しくない▢▢ちゃん。」