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やがて学校についても 、 翔太は手を離そうとしない 。
「 … 学校 、 ついたけど 」
渡辺「 ん? 」
渡辺「 だからなんだよ 」
「 … 手 」
渡辺「 別にいーでしょ 、 付き合うことは悪いことじゃない 」
「 まぁ確かに 」
宮舘「 あれ 、 あかり? 」
「 あ 、 涼太おはよ 」
宮舘「 うん 、 おはよう 」
私が涼太に挨拶すると 、 翔太は少し手の力を強めた 。
翔太の横顔を見てみると 、 少しだけ涼太を睨んでいた 、 気がした 。
渡辺「 はよ 」
宮舘「 翔太もおはよう 」
宮舘「 手 、 どうしたの? 」
渡辺「 あぁ 、 俺ら付き合うことになったから 」
翔太がなんでもないことのようにさらっと言うと 、 繋いだ手を見せびらかすようにあげた 。
涼太は一瞬驚いたような顔をした気がした 。
確認しようとすると 、 もういつもの顔 。
宮舘「 … へぇ 、 おめでとう 」
そう笑う涼太の顔はなんだか変だった 。
「 … とりあえず 、 恋愛とかよくわかんないから 、 お試しだけど 」
そう呟いてみると 、 翔太が笑った 。
渡辺「 そーゆーこと言うなよ 、 それでもカレカノなんだし 」
「 ん 、 そうかも 笑 」
渡辺「 かもってなんだよ 笑 」
宮舘「 … ふーん 」
宮舘「 まぁ 、 とりあえずお幸せに 」
「 ん 、 ありがと 」
「 じゃね! 」
宮舘「 ん 」
「 あ 、 沙羅ちゃんとはどーなの 」
私が問いかけてみると 、 涼太は少し首を傾げてにやっとつぶやいた 。
宮舘「 さぁね? 」
宮舘「 じゃ 、 また 」
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結局翔太は教室についてもずっと手を繋いだままだった 。
渡辺「 はよ 」
何事もないかのように教室に入る 。
「 … おはよう 」
目黒「 え!! 」
目黒「 ちょちょちょ 、 しょーたさん!? 」
渡辺「 ん? 」
目黒「 いやいや 、 んじゃないよ! 」
目黒「 あかりちゃんと!! 手! 」
「 あは 、 」
目黒「 どーゆーこと!? 」
渡辺「 何って 、 付き合っただけだけど? 」
目黒「 … ツキアッタ 」
目黒「 … ツキア … ッタ … ?? 」
目黒「 えぇぇぇええ!?!? 」
目黒「 え! え!? 」
渡辺「 えしか言えなくなってるし 笑 」
目黒「 えぇえ!! 」
目黒「 良かったじゃん!! 」
目黒「 おめでと! 」
渡辺「 ん 」
なんだか当事者のように喜ぶ目黒くん 。
「 … なんでそんな喜んでるの 、 ? 」
目黒「 え 、 やば 、 すご 」
ダメだ 、 聞いてない 。