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花吐き病
テイックトックで「花吐き病」って見て気になったから小説作りました。
しっかりと、最期まで、見てくださいね。
「〜〜うう”っ、ッッ、お”っえ"・・・!っ、げほっ、はあっ、はあっ・・・」
私は奇妙な病気にかかった。
「はあ”っ・・・・はあ”っ・・・・ふーっ、・・・・」
足元に散らばった花に目をやる。
ーそう、私の病名は、
「花吐き病」
片思いをこじらせすぎるとなってしまう病で、相手と両思いになることが叶えば治るらしい。
「・・・げほっ・・・っはあ・・・叶うわけ・・・っ、・・ないのにね泣」
叶うはずがない。
「・・・・ボソッ だって、私の好きな人には・・・・」
彼女がいるからもう叶わない
『・・・は、?』
「え、」
血の気が、全身から引いていくのが実感できた。
・・・・花を吐いた直後の私の眼の前にいたのは、
最愛の、想い人。
『・・・は・・・お前それ・・・なんだよ、花・・・?吐い、たんだよ、な・・・?それっ・・・・、?』
・・・・全てが、
終わった。
もう終わりだ、この人には・・・
この人にだけは見つからぬようにと思っていたのに。
『・・・気っ色悪、』
「は、?」
彼が、確かにそう言った。
「え〜秋友〜?どうしたの〜そこで?」
・・・・そして、彼の恋人も続いてやってくる。
・・・ああ・・・・・・・
これでもう、私の病は治らない、
永遠に。
・・・・・もう、
どうでもいい。
屋上に来た。
もう、思うことも未練も、何もなかった。
「・・・・・・さよなら、」
バッドエンドだけどちょっと切なくしました〜ファンレターくれると嬉しいです!