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VOISINGの最年少は嫌われたいです 𝟚𝕟𝕕
(ぴぃぃぃぃんぽぉぉん 、 ぴぽぴぽ (?)
言わずもがな 、 壊れて いる 彩花 家 の チャイム 。
絶対 直した 方 が いい 。
『 はぁ~い 。 來結 じゃん 、 今 開ける ね ! 』
私 は 彩花 家 に 入った 。
「 お邪魔 します 、 」(がちゃ
「 あらぁ 、 橘 さん じゃないの ! 久しぶり ねぇ 、 元気 に してた ? 」
「 あの 、 えっと 、 元気 、 です 。 」
彩花 の お母さん は いい人 だが 、 わりと 強め の 人 だ 。
「 彩花 、 橘 さん 来る なら 早く 言って よねぇ … 」
「 あ 、 えと 、 私 が 行成 押しかけて しまった ので 、 すみません 」
彩花 が 私 の 肩 を 抱いて 言った 。
「 さっき から 來結 困ってる でしょ 、 もう 部屋 行くから 」
「 あとで ケーキ 持って いくわね 、 ゆっくり していって ~ 」
いつも の 彩花 の 部屋 に 行く 階段 を 登って いく 。
彩花 は まだ ぶつ 〃 言って いる 。
「 ま 、 いいや … で 、 なんか あった ? 」
「 … 彩花 、 … っ 、 泣 」
私 は 、 病院 で 言われた こと を 思い出して 彩花 に 泣きついた 。
「 … 、 っ … うぅ 、 泣 」
「 よしよし 、 」
彩花 は 、 私 の 頭 を なでる と 、 ひとおき してから 言った 。
「 … 説明 、 できる ? 」
「 … 」(ふるふる
彩花 は ふっ と 息 を はく と 、 言った 。
「 … 言える よう に なったら 言って 」
「 なんか あったん だよね ? 」
「 … うん 、 ごめん … 」
彩花 が なにか 言おう と して 口 を 開く と 、 部屋 が 開いた 。
「 彩花 ー 、 橘 さーん 、 お茶 持って きた わよ ~ 」(がちゃ
私 は 、 ベッド に 座って いる 彩花 の 膝 に 頭 を 乗せて いた ので 、 慌てて 起き上がった 。
彩花 母 は 、 何も 言わずに 扉 を しめようと した 。
「 ちょっと お母さん 私たち なんも してない って 誤解 しないで ! 」
「 すっ 、 すみません すみません … ! 断じて なにも してない です … ! 」
結局 、 彩花 母 は ケーキ を 置いて 出て行った 。
「 … ごめん 、 お母さん が … 。 」
「 ぜ 、 全然 … 」
「 … 來結 には ないこ が いる のにね ~ 笑 」
突然 の 発言 に 顔 が 火照った 。
「 彩花 っ 、 ! そんなんじゃ ない って ! /// 」(かぁぁっ
「 でも 同じ 会社 じゃん ~ ? 」
「 たっ 、 たまたま ! 私 意図 して ないもん っ ! 」
これ は 半分 嘘 だ 。
ないこ くん に 歌い手 が バレて 誘われた 。
「 ま 、 いいけどね ~ 、 ないこ モテるし 取られる かも だけどね 笑 」
「 だ 、 だから … っ ! /// 」
「 んふ 、 笑 」
そして 、 ケーキ を 食べた 。
「 んゎ 、 っ … チョコケーキ おいし 、 っ … ✨ 」
「 お母さん 作る の うまいよね 」
「 おいしい 、 … ほっぺ とれそ 、 」
「 じゃあ とって やる ~ 笑 」(むにむに
「 わわわ 、 やめて … ! 」