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本当の自分って…?
僕の名前はりこ
中学一年生だ
でも、僕はみんなとは違う
`性同一性障害`
という障がいを持って生きている
正直死にたい。早く男になりたい
何度も何度もそう思った
だけどこの思いは誰にも届かなかった
もうすぐでプールだ。
僕はプールが嫌い
女と男に別れて着替える。その空間が大嫌いだ
僕は親に勝手に制服を買われて、スカートを履いている。
本当はズボンを履きたい
男子みたいになりたい
プール当日になった
先生は女子は体育館、男子は更衣室へ行くよう指示をだした
僕は1人で体育館まで歩いた
周りはみんな女子
こんなところに僕が居てはいけないのはわかっている
だけど、どうすることもできない
僕はどうしようもない気持ちで水着に着替えた。
でも、やっぱりダメだ
性同一性障害の僕からしたらプールなんてありえない
考えるだけで頭がふらふらする
僕は途中で着替えるのをやめた
今日は、見学をしよう。
先生に言いに行かなきゃ
「先生」
『どうしたの?』
「ちょっと頭が痛くて、見学をしてもいいですか」
『もっと早く言いに来なさい。今日は仕方ないわ、教室に戻っときなさい』
やっと1人になれる
そう思ったが教室には見学する人がみんないた
みんながいたら意味がない。そう思いトイレへ駆け込んだ
学校にこっそり持ってきていたカッターを手に取り腕を切った
しゅっ ざく ぽたっ
久しぶりのこの感覚
久しぶりにしたからかとても痛い
腕から血が流れ落ちる
気づいたら横には男の子がいた。
『大丈夫?』
僕はこう返した
「誰…?」
『僕の名前はすず。同じクラスの』
「なんで…ここにいるの…?」
『共有トイレに行ったら鍵が空いてて入っちゃって、そしたら君が腕から血を流して座り込んでたから』
そうだ、僕はリスカをして倒れてたんだ
「僕のこと、知ってるの…?」
『知ってるよ!だって俺たち幼馴染じゃん!』
もしかして、僕が幼稚園の頃好きだった、あのすずくん…?
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