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簡易契約の死神ちゃん 第一話:死んだ!?
この学校には、七つの心霊現象…いわゆる七不思議が存在する。ある少女は、今日もまた、一緒に逝く相手を探す。
「ちょ…琉斗、待てって!」
「うるさい!今日こそ遅刻したらやべーんだよ!購買でメロンパンが食えなくなる!」
そう叫んだのは俺、白金琉斗。学校で有名な遅刻常習犯だ。
なんとか校門をくぐり抜けたが、ホッとしたのもつかの間。
昇降口の前には面倒臭い風紀医院の奴らが立っている。
「うわっ最悪だ。どうする琉斗?」
そう聞いたのは親友の青山スバル。勉強が得意な優等生だ。
コイツが遅刻してるのは俺のせい。待ち合わせしてたけど俺が寝坊して、気づいた頃にはこの時間だ。でもその間スバルはずっと待っていてくれた。そういうとこがいい。
「うーん、腹が痛いって誤魔化して入るか?」
「一理あるか?やってみよう。」
てくてく
風紀「身だしなみを確認するから、止まって」
琉「俺、今腹痛がやばいんだよ。頼む!行かしてくれ!」
風紀「はぁ…嘘でしょう。どうせ。ほら止まりなさい。」
ヤベェ!どうしよ!必死にスバルを見たその時、
ス「お願い、風紀ちゃん。行かせて。」
こっこれは!スバルのイケメン誘惑顔!学校屈指のイケメンとされるスバルは、
女子からの人気がえげつない。だからその結果、ほら。
風紀「ま、まぁスバル君が言うなら…」
と、道を開ける。スバルが👍サインをしてきた。ちょっとイラつくけど今はそれどころじゃない。担任に『次遅刻したらお前の好きなメロンパン買わせないぞ』と恐怖の発言をくらったからだ。
「よし、行くぞ!」
気を取り直して階段を駆け上がる。
すると、前の方に小柄な体が見えた。あれは…
「あっ花枝!」
その女子は振り返り、「あっスバル君!りゅーちゃん!」と言った。
「ってめ、その言い方止めろって。男子なのに恥ずいわ!」
俺はいつも思ってることを言うが、彼女はへらへらと笑う。気楽だよなぁ、コイツ。
「てか、いそがんと私らみんな遅刻だよー。急ご!」
8時18分…ホームルームは20分から。ヤバい。
「よし、全力ダッシュだ!」
だが…
「あっ!?」
琉斗の足がもつれた。
(あれ?なんだこれ。世界が逆さに…)
ガン、ゴン
鈍い音がした。
スバルと花枝は恐る恐る目を開ける。
「…!?」「りゅー…ちゃん?え?」
そこには血まみれの琉斗の姿があった。
最後に恐怖に持って行きました!さーて、次にメイン人物死神ちゃんが登場します!お楽しみに⭐️