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透明な図書室で、「心の缶詰」を。#4テスト前夜の青い缶
「はあ、」
満月が昇る深夜に蓮はため息をついた。
「明日テストかぁ」
蓮は毎回テスト前夜になると緊張して固まってしまうのだ
「はぁ」
その時だった
トントン
誰かが僕の肩を叩くような音がした
「…?」
「えっ?」
「夜遅くにすいませんね。私は缶詰図書館の司書のナズナと申します。怪しいものではないので安心してください」
「はい…。ってなんかご用事が?」
「用事といったらあれなんですが、、」
「話、長くなるんですがいいですか」
「はい」
「私があなたが通っている学校にある透明な缶詰図書室からきたんです。今日は予定があり外に出たんですが、テスト前夜で緊張してるあなたを蓮さんを見て、ここに来たんです。」
「あ、あの、ちょっと質問いいですか?」
「私に答えるものがあればなんでもどうぞ。」
「その、缶詰図書館はどういうところなんですか?」
僕は缶詰図書館に興味があった
「缶詰図書館は感情が詰まっている缶がある図書室です。」
「ほお」
「緊張してるんですよね?テスト。」
「はい」
「ならこの缶詰を開けてみてください」
「この中の感情は穏やかな波の感情が入ってます」
「波の缶詰…?」
「開けてみてください。最初はあまり効果を感じないんですが、後から効果は聞きますよ。」
「わかりました。開けてみます」
パカッ
あれ…?
なんか暖かい感じがする
「なんか、、暖かい感じがします」
「よかった。じゃあ効果効いてますよ」
「あ、そろそろ時間なのでここら辺で私は失礼します」
「ありがとうございました」
「こちらこそ。明日のテスト、頑張ってくださいね。」
時は進んでテスト当日
「はあっ、緊張するなぁ」
「大丈夫かなっ」
僕は震えて震えてしょうがない
どうすればいいんだ…
「あ…」
「あれやってみよ」
〜昨日の夜〜
「こちらこそ。明日のテスト、頑張ってくださいね。」
「ありがとうございます。」
「あ、一つ大事なことを言っときますね」
「当たり前かもしれませんが緊張や、恐怖などを感じたら深呼吸をすることが大切ですよ。」
「そうなんですね」
「では私はこれで失礼します
「ふうっ」
僕はナズナさんに教えてもらった通りにやった。
「なんかちょっと安心したかも、、」
「早速テスト始めるぞー!」
先生の声が教室全体に響く
「よしっ、頑張るぞ…!」
2日後
テストの結果が出た
蓮は学年一位ではなかったが、4位に入れた
そして一昨日、蓮は深呼吸の大切さを知った。
おつくも〜