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3日目
るあ
⚠︎注意⚠︎
・ 一人称・名前・誤字あるかも
・ 人が死にます !
・ 物語がわかりづらいかも !
↓ それでもよければどうぞ 〜
1日前の話
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【 逢瀬羅視点 】
…… ずっとおかしいと思ってたんだ
初日 、皆で探索をしている時に見つけたところに行く 。
逢瀬羅「 あった … 」
ここならギリギリ俺でも入れる 。今日はもう消灯時間前だから明日探索に来よう 。
『 へェ 〜 … 』
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※ 急に戻るよ ! ごめんね
霊凪 「 え 、なんで僕が …… ? み 、みんな右隣の人に入れたんじゃ ─ 」
『 ちょっと 〜 、ウルサイんだケド … 声が大きいなァ 』
お面の人がそういって霊凪ちゃんの話を遮る
蛙 「 う 、嘘だよね … お姉ちゃん …… ? 」
蛙さんが泣きそうになっている 。
実の姉が殺されることになったんだから取り乱さずにいられる方が珍しいだろう 。
霊凪 「 …… 」
『 ま 、私は優しいから遺言を言う時間をあげるヨ 。すぐ終わらせてネ ? 』
霊凪 「 じゃあ 、まずは蛙 。今までありがとう 。あんまりいいお姉ちゃんじゃ無かったかもしれないけど 、僕は蛙が大好きだよ 」
蛙 「 ッ … !! 」
霊凪 「 ワガママかもしれないけど 、最後は笑って見送って欲しいな 。だめ ? 」
蛙 「 わかった 。分かったよ …… っ … お姉ちゃん 、今までありがとう … 」
霊凪 「 後は同じクラスになった皆 。文化祭とか楽しかったよ ! 僕と仲良くしてくれてありがとう 。」
リハネ 「 ぁ 、霊凪ち ── 」
『 ハイハイ 〜 、感動的なのもいいけどもうそろそろ終わりにしてネ 。さて 、どう処刑しよっかナ 〜 』
少し考えるような素振りを見せたあと 、楽しそうな声でこう言った
『 君は生物室にある水槽を眺めるのが好きなのカナ ? じゃあこうしよっカ ! 』
お面の人がパンパン 、と手を鳴らす 。
するとそこに 、大きな水槽がでてきた 。
『 じゃ 、拘束した霊凪クンをこの中に入れて 〜 … よし 、お水 、いっけ 〜 ☆ 』
そう言うと同時にどこからが水槽の方へ水が流れていく 。
最初は余裕そうだった霊凪ちゃんも 、水位が上がるにつれて顔が引き攣ってきた 。
拘束されていて動けないから 、余計絶望感が凄そうだ …
霊凪 「 っ …… 本当に死ぬの … ? 嫌だよ … 」
蛙 「 お姉ちゃん !!!! 」
蛙ちゃんが水槽の方に駆け寄り 、ダンダン と水槽を叩く
蛙 「 お姉ちゃん死なないで !! お姉ちゃん …… !! 僕 、お姉ちゃんと離れたくないよ … ッ 」
霊凪 「 っゴボ … やっ゙ぱ …… 、死にだ ぐ … な 、… か 、かぇ る …… 、助け …… ゙」
蛙 「 え … 、お 、お姉ちゃん … ?…… お姉ちゃあぁぁあん !!!! 」
蛙さんが水槽の前で泣き崩れる 。
リハネ 「 蛙ちゃん 、大丈夫 … !? 」
アマル 「 …… っ 、蛙さん … 」
2人が駆け寄って必死に慰めている 。
─ そんなことも気にせずお面の人は
『 は 〜 い処刑完了 ☆ 姉妹愛 … アハ 、なかなかに感動的だネ … あとは消灯時間まで自由にしていいヨ 。そこにご飯が入った冷蔵庫があるから 、食べたかったら部屋に持ってって食べてネ 〜 。レンジ置いておいたからサ ! じゃあネ 〜 ☆ 』
とだけ言い 、モニターから姿を消した 。
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また1人 … 死んじゃった 。
どうしよう 。このままのペースじゃ1ヶ月も持たない …
どこかで脱出出来たらいいんだけど 。
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【逢瀬羅視点】
" この館から出られるかもしれない "
そんな淡い希望を抱き 、昨日見つけた場所へ向かう 。
一番端の部屋と部屋の間にある狭い隙間 。よく見えないが向こう側からは光がさしているように見える 。
逢瀬羅 「 これなら …… やっぱり入れる … ! 」
薄暗いし蜘蛛の巣も張っているけどそんなことは気にしていられない 。とりあえず早くここから出たい 。その一心だった 。
『 ね 〜 ェ 、何してるノ ? 』
逢瀬羅 「 っっっ … !? 」
バレた 。
どうしよう 、脱出できたとき用にスマホを持ってきたのが間違いだった …… !
館から脱出しようと考えていたなんて言ったら俺はどうされる ? 考えても考えても答えは出てこない 。
『 アハ 、まあ一目瞭然だネ 。脱出しようと思ってたんでショ ? ダメだな 〜 まったく 』
見られている以上嘘をつく意味は無い 。
逢瀬羅 「 …… で 、だったらどうするんだよ 。俺をどうするんだよ 。殺す気か ? 」
多分殺されるんだろうな ─
そう思っていたが 、こいつからの返答は思いもよらないものだった
『 いいや ? そんなのは面白くないからネ 〜 。どちらかと言うと お仕置 みたいな感じかナ ! 死にはしないから大丈夫だヨ ☆ みんなを呼んでくるから 、…… 君は ─── に行っててネ 』
逢瀬羅 「 … は 、─── … ? 」
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急に 『 大広間に来い 』って言われたんだけど 、一体なんなんだろう …… ?
周りを見渡してみる 。
レレン 「 はぁ …… どういうことだ ? 」
るる 「 そんなのこっちが知りたい 。」
るい 「 お 、落ち着いて2人とも … !! 」
─ みんなも訳が分からないまま大広間に呼ばれたらしい 。
そんなことを考えていると 、急にモニターが写った 。
『 みんな 、さっきの事があるのにすぐに呼んでごめんネ 〜 …… ! 』
『 突然だけど君達のお友達の 逢瀬羅君 がこの館から出ようとしてたんだヨ 〜 。しかも私に隠してさ …… 良くないよね ? うん 、彼は悪い子ダ 。悪い子には お仕置 が必要なンだよ 。 君達にはお仕置してる光景をそこから見ててもらうからネ ! 』
…… どういうことなの … ?
一体何が始まると言うんだ …… !?
ドキドキだねぇ …
じゃあまた次の話で !
追記 " 霊凪は女の子です !!! 間違えてた !!! ごめんなさい !!
変更点 > お兄ちゃん → お姉ちゃん
霊凪くん → 霊凪ちゃん
※ 『』の人は元々人をクンとかサンで呼ぶ人だから直してません