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治×侑
Dキス表現あります
若干キャラ崩壊かもです
〚神side〛
ここは、稲荷崎学園高校、第2体育館。
普段は体育の授業や男子バレーボール部の活動場所として使っている。
今はHRが終わったぐらいの時間だから、ほとんどの生徒はまだ教室だ。
しかし、人一倍バレーへの熱を持つ、宮兄弟は誰よりも早く準備を始めていた。
あ、さっきからずっと偉そうに喋ってる俺は、この世界の神様ね☆
それじゃあ、こっからは体育館の方に主体を移そうか!
〚体育館side〛
うむ。
儂はこの体育館じゃ。
え?なぜ体育館が喋っているのかって?
それはな…
代々、バレ部の子らが丁寧に使ってくれたおかげで、意志を持つことができたのじゃよ!
あとは神様の権力((それは内緒! by神様
今は宮兄弟が準備をしておる。
それも、珍しく喧嘩もしないでじゃ。
世の中珍しいことがあるもんじゃのぉ((
そして、他の部員はまだ来とらん。
恐らく、委員会やら先生とお話やらじゃろう。
これは…何かが起こる予感じゃのぅ。
フォッホッホッホ!
おっと。
そうこうしておるうちに、もうネットの準備も終わった様じゃな。
あとはポールにクッションを巻くだけか。
むむ?これは、腐腐腐な展開が待ち受けているようじゃな…
それでは邪魔者は消えるとしよう。
フォッホッホッホ!
〚NOside〛
「あ?何チンタラしてんねん。サム」
「うっさいわ。なんや、引っかかってもうて…」
「あ゙ぁ゙もう!ガっといけや!」
軽く怒鳴りながら、治が持つクッションをポールに巻きつける侑。
バックハグのような状態になりながら…
「ッ〜!?!?!?!?//」
「よぉーしできた!って…」
「なんやサム?急に黙りおって…」
「っんの!アホツムがぁ!」
そう言いながら治は、侑の顔を掴み、強引に床ドンをした。
そして…
「っなにすんねッ、ん゙ッ!」
「ぅッ、はぁッ…むぅッ!?ちょッ…まっ…ふ、ぁッ…//」
「んッ…うっさいわっ…は、ふッ…」
体育館に、濃密なリップ音と、2人の荒い息が響き渡る。
体育館なだけあって音がよく響くため、2人の興奮がさらに唆られていく。
「ぷはぁッ…はぁッ、はぁッ…ッ//」
「なにすんねんっ!体育館やぞ!?//」
「うっさいわ。いきなり抱きついてくるほうが悪いねん。変な気起こすやろ。」
「二人っきりってだけでやばいっちゅーのに」
「はぁ!?!?そんなん知らんわ!」
「せやかて、最近ヤれてなかったやろ?お互い溜まってるやん」
「お前だけやろ!一人で処理しといたらえぇやん!」
「…へぇ?ほな、ツム。
これ、一人でどうにかしぃや?」
そう言いながら侑の体を指差す治。
つられて侑も視線を移すとそこには…
「ッ〜//」
(なっ、なんで…勃ってるんや…!?)
「ほな、俺はアップしとるからな。」
「まっ…!ぉ……しぃ!」
「なんや?ちゃんと言わんと分からんで?」
「…治と、したい…ッ!」
「……ほぉか、」
たっぷりの沈黙の後、そう言い、少しの威圧を纒いながら、治は侑に近づく。
そして、再び唇と唇が重なり、甘い音が響く。
より甘く、より淫らに…
「んん゙ッ!?」
「っふ…ぁむッ……んッ」
「きゅッ、にぃッ…んぁッ…//」
ひたすら無言で、かぶりつくように深いキスを続ける治。
その少し強引で、冷たい行為に侑は、ますます興奮し、さらに治を求める。
「さむッ‥さむぅッ!んぁッ…もッ、とぉッ!」
「なんや、今日はえらい素直やなぁ」
「ん゙っ…ぃや、かッ…?はぁッ、はぁッ…//」
「嫌やないで。むしろそそるわ」
「淫乱さんやなっ…♡」
治が耳元でそう呟くと、再び淫らな声が響き出した。
「はっ、ぁ゙ッ!?っちょッ…んぁっ//」
「ど、こッ、なめとんねッ!ぁんッ//」
「ツムは耳、はむッ…好きやろ?」
「ん?こっちも勃っとるやん。ほな、いじってやらんとなぁ」
「ぃやあッ!どぉッ、じッ…//」
侑の耳を舐めながら、治は片手で胸を弄る。
いよいよ侑が果てようとし、二人の気分も最高潮に達したその時…
「お願いシャーッス…」
「角名…ちゃんと挨拶せんと、北さんに怒られるで?」
そんな会話と共に体育館のドアがあき、角名、銀島の2人が入ってこようとした。
が、
「あっ…失礼しました〜」
状況を察した角名は、ドアを閉めようとする。
その一連の流れで正気に戻った宮兄弟は一気に萎え…
「「ちょい待てぇい!!」」
と、叫ぶ。
「なんでこんなとこでヤッてんの?変態なの??
バカなの???」
「なんやいつにもまして辛辣やない!?」
「うるさい。あんなん見せられた身にもなってよ」
そう呟く角名の耳は真っ赤に染まり、銀島に関しては茹でダコにでもなりそうな勢いだ。
「とにかく!さっさと準備しろ!ド変態兄弟が!」
「「はっ、はいぃ!!!」」
その日の部活では、珍しく双子が一切喧嘩をせず、角名に従っていた。
その光景を見た3年生は本気で病院を考えたそうだ。
寸止め状態にされた侑が我慢できず、2人揃って夜更かししたのは神しか知らぬ話…
一方で…
「やっぱ兄弟シチュ良いな…」
「さっさと仕事しやがれください。
このお腐れ神様が。」
「ちょっと酷くない!?その通りだけども!?」
「フォッフォッフォ此処の2人のcpも推せるのぉ〜」
「ちょっと体育館!?俺自カプ無理!」
天界は天界でドタバタしていたそうですねっ☆
めでたしめでたし!