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え
アビス・マーティン
私はこの子に魅せられた。
陶器人形のような白く傷一つない綺麗な肌。
私とよく似た瞳の色。
自分の孤独を、穴を、見せないように、見えないようにするその傲慢さと聡明さ。
話しているだけで、その喉を噛み付かんとする高嶺の犬。
私と同じ歳、同じ権力、同じ立場。なのにも関わらず、こんなにも違いが、溝がある。
知りたい。知りたいの。
カツン カツン カツン...
「!!」
「貴方が知りたい。貴方の見ている景色を魅せて欲しいの。」
シュル...
私達を縛るようなこの紐が私を絡める。
まるで、蜘蛛の糸のように。
貴方が観たい。
ドン!!
「!?」
「僕に触るな!!」
「、、、」
え?何?私今、突き飛ばされた?
「私何かしたかしら?気に障ってしまったのなら謝るわ。」
シエルside.
なんなんだ!アイツは!?
近づいてきたと思ったら僕の服の紐を取るだと?!
「僕に触るな!!」
なんて、返してくる?
「私何かしたかしら?気に障ってしまったのなら謝るわ。」
は?コイツ、話が通じてないのか?